1月20日に発売したばかりの『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、頭を使うシミュレーションゲームとキャラクターの成長や交流といったRPG的要素が融合した人気シリーズの最新作です。
本作は仲間との交流の中で「贈り物」をすることができるのですが、中にはとんでもないものが。ゲーム内で入手できる「馬糞」はおそらく誰も喜ばないプレゼントであるにもかかわらず、見つけやすいため最初に手に入るプレゼントアイテムになる人が多く見られます。ある意味「ネタ枠」的なアイテムの馬糞ですが、なんとキャラクターに贈った時に専用のセリフが存在するのです。
本稿では、序盤に出会える10キャラクターが馬糞を贈られた時の反応をひとまとめにしてご紹介します。
クラン
「竜の守り人」の33代目となる少年・クランは主人公を慕ってくれるキャラの1人で、初期兵種は魔道士です。彼に馬糞を贈ってみると、「僕を試していらっしゃるんですか！？」と驚きます。ふざけて渡しただけの馬糞ですが、意味を深読みしているようです。
フラン
クランと妹のフランは、主人公・リュールのことを神様……ではなくアイドルかのように崇めており、リュールのやることなすことをありがたがっています。馬糞をあげたときも「新竜様のくださる物ならなんでも…」と喜んで受け取っていましたが、流石に馬糞は厳しく、「くさっ！」と悶絶していました。
ヴァンドレ
ヴァンドレは、クラン・フランの先代となる第32代目「竜の守り人」です。いわゆるお嬢様に仕える執事のような性格をしています。真面目そうなヴァンドレに馬糞を見せると「お戯れが過ぎますぞ！」と叱られてしまいました……。
アルフレッド
本作の舞台であるエレオス大陸にある4つ国のひとつ、フィレネ王国の王子であるアルフレッドに馬糞をあげようとすると、「わぁっ！？」と驚かれました。「わざわざ見せに来てくれてたんだね。もう見たから、しまおうか。」とまるで虫を嬉しそうに見せてきた子供をなだめるかのような口調。くだらないプレゼントをするリュール、あるいはそれをゲラゲラ笑って見るプレイヤーの姿が子供っぽく映っているのかもしれません……。
ブシュロン
ブシュロンは、フィレネ王国の騎士のひとりです。馬糞を贈ってみると、「これは贈り物にしてはいけません！いいですね！？」と優しくなだめてくれました。彼の性格がにじみ出たセリフと言えるでしょう。
エーティエ
筋肉大好きな弓使いお嬢様キャラのエーティエに馬糞を与えてみたところ、「全身の筋肉が、驚きましたわ…！」と自慢の筋肉で驚きを表現してくれました。余談ですが、筋肉大好き・筋トレ大好きという女性のキャラクターは少し珍しいような気がします。
ルイ
これまたフィレネ王国の騎士であるルイに馬糞を渡すと、「貴方とコレの組み合わせは見たくなかったです。」と失望されてしまいました。本作の主人公は男性/女性問わずかなりの美形。たしかに、美しい顔と馬糞の相性は最悪かもしれません……。
クロエ
青髪が美しいペガサスナイトのクロエに渡すと、「もしかして、わたしのペガサスが…？」と心配する顔つきになってしまい、ただのいたずらでプレゼントしたことに胸が痛みます。思わずごめんなさい！と謝りたくなりました。
セリーヌ
『FE外伝』『Echoes』に登場するセリカを召喚できる指輪を持つセリーヌに馬糞を与えてみたところ、「…ここまで、掴んでお持ちになられたのですか？」と訊かれました。筆者は勝手にプレゼント箱かなにかに入れていると勝手に解釈していましたがそんな描写はたしかにどこにもありません。
このチャレンジ最後の最後に唐突に現れた「手掴み馬糞運び」の可能性に電撃のような衝撃を受けました。……スクショ右で見つめてくるセリカの目線が、心なしか呆れているように見えます……。
思わずいたずら心で馬糞をプレゼントしたくなってしまう『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、ニンテンドースイッチ向けに発売中です。もちろん馬糞だけでなく、戦闘やキャラクターも魅力的な作品になっているため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
※UPDATE 2023/01/20 23:47： 記事中の誤字を修正しました。
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