※本記事は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』終盤の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。
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『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』に登場するパラドックスポケモン・トドロクツキ。そのデザインをめぐり、某悪魔的キャラクターのオマージュではないか…という説が浮上しています。
◆「悪魔の力」を身につけた?
トドロクツキは、「スカーレット」の終盤で出会うことになるポケモン。作中では、ドラゴンポケモン・ボーマンダのはるか太古の姿ではないかと言及されています。
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実際にトドロクツキの見た目はボーマンダとかなり似ているのですが、ここで気になるのが永井豪先生による人気作品「デビルマン」との関連性。なぜなら両者のデザインは、同作の主人公である不動明=デビルマンを思わせる要素に満ちているからです。
まずボーマンダの外見といえば、暗めのブルーに近い体色に、三日月状の真っ赤な翼が特徴。そのカラーリングはデビルマンとそっくりであり、翼もまた“デビルウイング”を連想せざるを得ません。
これだけならまだ偶然の一致と言えたかもしれませんが、『ポケモンSV』の発売によって、オマージュ説がさらに濃厚に。トドロクツキの見た目は、ボーマンダよりもさらに悪魔的になっているのです。
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トドロクツキは白目が黄色っぽくなっている上、目の上部を縁取っていた赤いラインが、頬側へと移動しています。この“涙ライン”のデザインは、まさにデビルマンの特徴そのものと言えるでしょう。
このように、ますますデビルマンの要素が濃くなったことで、SNS上では「さらにデビルマンっぽくなってる!」「デビルマンに寄せてきてるな…」と確信するトレーナーたちが続出していました。
ちなみにトドロクツキはタイプも「ドラゴン/ひこう」から「ドラゴン/あく」となっており、フレーバー的にも“デビルマンっぽさ”がアップしています。実際に入手して、悪魔の力を体感してみてはいかがでしょうか。