1月24日、人気VTuberグループ「にじさんじ」所属の小野町春香さん、竜胆尊さん、戌亥とこさんによるコラボ配信「【#にじ正月旅行】和風着物っ娘達と一緒に遊ぼう にじさんじ3D初の○○体験【竜胆 尊/小野町春香/戌亥とこ/にじさんじ】」が行われました。
今回の配信では“にじさんじ3D初の新技術”が使われていたようで、その技術力の高さが話題を呼んでいます。
◆演出に幅が広がる新技術
「小野町旅館」のバーチャル若女将こと小野町さんによる、「あけましておめでとうございます」という挨拶から始まった今回の配信。3人はそれぞれ3Dモデルで登場し、さまざまな“正月遊び”を堪能しました。
たとえば、願掛け代わりに行われた「瓦割り大会」では、コンクリートブロックの上に積まれた5枚の瓦が目の前に現れます。それに対して素手で対峙する、3人の女性ライバーたち。
まずは竜胆さんが先陣を切ったのですが、振り下ろされた拳の動きに合わせて、瓦が真っ二つになるところが映し出されます。割れて落ちた瓦の微妙な角度なども再現されており、まるで現実さながらの光景でした。
しかも3番手の小野町さんが挑戦した際には、4枚の瓦が割れたものの、一番下にあった瓦が“1枚だけ残る”結果に。瓦の状態が正確に3Dに落とし込まれており、その精度には、小野町さんも思わず「中途半端な状態でも…」「さすがえにから…」と感心してしまったようです。
同様に「だるま落とし」で遊んだ際にも、3D技術の高さが発揮されています。3人が積み木をはじいていくたびに、上のだるまが衝撃で横にずれていき、いつ倒れるかわからない緊張感を視聴者に与えていました。
◆凝ったカメラ演出も
また今回の配信では、技術だけでなく演出面にも注目が集まっていました。
3人が場所を移動するためにエレベーターに乗り込む場面があるのですが、そこで彼女たちの姿が斜め後ろから捉えられています。つまり、まるで監視カメラから覗いているような構図に…。
3D技術を活かし、臨場感たっぷりに表現された「小野町旅館」の様子に、ファンたちも「まさかの監視カメラ目線で芸が細かい」「エレベーターの防犯カメラ視点で見るとか無駄に技術が凄いにじさんじ」「貴重なアングル…」と驚いていました。
ますます進化していく「にじさんじ」の3D技術。今後どのような配信に活かされるのか、期待が高まります。
