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『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』のアカデミーに登場するセイジ先生について、トレーナーの間で驚きの説が囁かれています。“ある理由”から、彼に元「ロケット団」疑惑が浮上しているのだとか…。
◆悪の組織から教師の道へ!?
セイジ先生は言語学の担当教諭で、各国の言葉を織り交ぜたユニークな喋り方が特徴的。授業の冒頭には「セイジは誠実(せいじつ)のセイジだから…」と小粋な“言語ジョーク”を挟むなど、明るくてコミカルな性格をうかがわせます。
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そんなセイジ先生に、なぜ元「ロケット団」説が浮上しているのでしょう。悪事を働くような人物にはとても思えませんが、なにやら多言語混じりのカタコトな日本語が大きな理由の一つになっているそうです。
実を言うと、歴代の本編シリーズにセイジ先生と似た特徴を持つ「ロケット団」が登場しています。たとえば『ポケットモンスター 金・銀』では、クリア後の物語で「カントーはつでんしょ」の部品を盗んだ“したっぱ”が、たどたどしい日本語を話していました。
そして『ポケットモンスターブラック・ホワイト』には、同一人物と思われるスキンヘッドが「セッカシティ」の民家に登場。そこで「ロングアゴー、ロケットだんきえてなくなったよ」「なのでワタシ、リターン、マイカントリー」と、身の上話を聞かせてくれます。
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ちなみに当該キャラクターは結婚して家族を持っていると明かすのですが、セイジ先生の左手薬指にもエンゲージリングがキラリ。悪事から足を洗ったあとに故郷へ戻り、やがて「パルデア地方」に辿り着き、元々の語学力を活かして教員免許を取得した…という過去が存在していてもおかしくはないですね。
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◆さらなる伏線も
また絆を深めるイベントを最後まで進めた際に、ニャース(ガラルのすがた)をくれるのも怪しい点です。さらに「学校最強大会」で手持ちポケモンに原種のペルシアンを組み込んでいるのは、ボスだったサカキへの忠誠心が残っていたからではないでしょうか…?
思いもよらぬ説ですが、SNS上でも「セイジ先生元ロケット団説は妙な説得力があるんだよな」「セイジ先生が元ロケット団員説、意外と濃厚」「反社っぽい見た目(クソ失礼)なのってそういう…」などと大きな話題に。もしそんな裏設定が存在していたら、驚きですよね!
ただ直接的な言及は一切ないので、与太話程度に留めておくのが吉。今後追加コンテンツなどでセイジ先生の過去が深掘りされたら、真相が明らかになるかもしれません。