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簡単操作なのに爽快!本格ACTの名門が贈る『百鬼魔道』はスマホでガッツリしたゲームが遊びたい人にうってつけ【Apple Arcadeオススメ紹介】

墨絵グラフィックが目を引く!『ニーア オートマタ』『ベヨネッタ』のプラチナゲームズが作った本格アクション。

ゲーム プレイレポート

現在インサイドでは、iPhoneやiPad、Macで楽しめるゲームサブスクサービス「Apple Arcade」(月額600円、初回登録は1か月無料)で配信されている200本以上の中からオススメのタイトルを連載形式でご紹介しています。

今回は、アクションゲーム『World of Demons - 百鬼魔道(以下、百鬼魔道)の魅力を深掘りしておすすめしています。なお、記事中のスクリーンショットはiPad版のものです。

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簡単操作で本格スラッシュアクション!

本作は、『ニーア オートマタ』『ベヨネッタ』など数々の名作アクションを生み出したプラチナゲームズが開発する和風アクションゲームです。元々DeNAとの協業で基本プレイ無料ゲームとして開発されていたものの、2021年4月にApple Arcadeのみでのリリースが発表されました。作品はApple Arcade向けに調整されているとのことで、課金要素などはありません。

本作の舞台は、妖怪と人間が共存して平和に暮らす世界です。そこに突如として、酒天童子という鬼が現れ、暴虐の限りを尽くしました。帝は源頼光とその四天王に酒天童子の討伐を命じ、なんとか撃破、首塚を封印して世界に平和が戻ったかと思われました。

しかしそれから百年後、首塚を守っていたものたちの死によって封印が解かれてしまいます。再び人間界に現れた酒呑童子の邪気に当てられ、周りの妖怪たちも凶暴化し、世界は地獄と化しました。そんな中で鬼の血を引くサムライ「鬼丸」は、妖怪たちとの戦闘を通じて酒呑童子の手がかりを集め、再討伐を目指します。

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基本のゲームプレイは、ミッションごとに用意されたマップを進み、随所で現れる妖怪たちを倒すことで先へ進みます。マップの最後には耐久力の高いボス妖怪が待ち構えており、迫力ある戦いを楽しめます。

基本的な操作は、画面の左半分をスワイプして移動、右半分でカメラ、右下にある刀ボタンで攻撃、その隣にある矢印ボタンで回避というものです。ボタンを連打するだけで攻撃できる操作はかなり簡単で遊びやすく、何度も斬りつける爽快なアクションを誰でも楽しめるでしょう。

とはいえ、ゲーム自体は奥が深い本格的なアクションゲームになっています本作を引き締まったゲームプレイにしている要素のひとつが、「ジャスト回避」です。ジャスト回避は、敵の攻撃が当たるギリギリで回避ボタンを押すことで発動し、敵を背後から斬りつけられます。ジャスト回避後の一撃はダメージも高いため、積極的に狙いたいところです。

ステージの最後に登場するボスは体力が非常に高く強力であるため、体力バーの下部に用意された「気絶ゲージ」を溜める必要があります。このゲージはやみくもに攻撃ボタンを連打するだけでは溜まりづらいのですが、先述したジャスト回避攻撃を行うことで大幅に溜めることができます。上手くボスを倒すためには、ジャスト回避を使いこなすことが肝要といえるでしょう。

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アイテム収集で固有能力を駆使!有名な妖怪が多数登場

戦闘の面白い要素として、倒したザコ妖怪がドロップする「妖塊」というアイテムを使い、妖怪たちの固有能力を発動するというものがあります。入手した妖塊は「妖塊スロット」にセットされ、タップすれば各妖怪固有のスキルを使用することができます。スキルを発動した妖塊は消滅してしまいますが、ストックは5つまでできるため、ガンガン使っていくのが良いでしょう。

また、妖怪には風・炎・氷といった属性が付与されています。炎は風に、風は氷に、氷は炎に強いという3すくみの要素も用意されているので、激しい戦闘の最中でも、敵妖怪との属性を考えながら妖塊を使うことも大切です。

作中には有名な妖怪が多数登場します。例えば河童や唐傘、小豆洗いや鎌鼬(かまいたち)など、誰もが一度は耳にしたことのある妖怪も多いでしょう。妖怪画集として名高い画図百鬼夜行」に描かれた絵のまま、3Dに違和感なく落とし込まれているのは流石の一言です。見た目が楽しいのはもちろん、それぞれに異なった能力があるため、次なる妖怪たちに早く出会いたくなります。

また、新たな妖怪と出会う際には、妖怪と鬼丸による会話の演出が入ります。真面目なものからちょっとコミカルなものまで妖怪ごとに用意されているので、これを見るのも楽しいです。

輪入道を使用しているシーン

ゲーム序盤の戦闘において強力だと感じた妖怪は「輪入道」です。車輪の中央に顔が付いた「輪入道」は、敵の方角に狙いを定めて発動することで直線状に攻撃できます。グルグルと回転する車輪が連続ダメージを与えるため、厄介な敵も倒しやすくなります。

そのステージに登場した妖怪は、ステージクリア後に固定能力として受け取ることが可能です。出撃前に装備欄でセットすればいつでも好きな妖怪の能力を使えるほか、先述した「妖塊」とは異なり、使用しても消滅することはありません。また、妖塊と上手く組み合わせれば強力な技を繰り出せます。

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戦闘だけじゃない!ステージにもちょっとした仕掛けが用意

ステージは単に進むだけではなく、ちょっとした探索要素も存在します。マップの外れにあるエリアは「隠しエリア」と呼ばれ、何もしていない状態では入ることができませんが、周囲の道を探索することで、隠されていた道が出現します。そこではボーナスアイテムの入手や特別な妖怪との戦闘が行えるため、怪しい場所を見かけたらぜひチェックしてみてください。

また、各所に存在する“仕掛け”を妖塊の属性を使って解くと豆腐小僧が現れ、ボーナスアイテムが貰えます。攻略に必須ではないですが、探索することでゲームプレイに深みが増すでしょう。

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ガッツリ遊びたいゲーマーにもオススメ!グラフィックも魅力的な本格ACT『百鬼魔道』

本作で魅力的なのは、何と言ってもこのグラフィックです。浮世絵や墨絵から着想を得たというこのグラフィックは、プラチナゲームズに所属する神谷英樹氏がディレクターを務めた『大神』を彷彿とさせます。浮世絵がそのまま動き出したかのようなビジュアルは素晴らしく、背景や攻撃エフェクトでも目を楽しませてくれます。また、体力が減って死にそうなときは画面端に彼岸花が現れるなど、細かい部分での「和」へのこだわりも感じられますね。

ゲームを進めると更に多くの妖怪が登場するほか、女性のプレイアブルキャラクターも登場するようです。アクションもグラフィックも高クオリティな『百鬼魔道』は、ガッツリ遊びたいアクション好きなゲーマーや、スマホでもゲーム機のような本格的なゲームを遊びたい方にぜひオススメしたいタイトルとなっています。

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今回紹介した百鬼魔道は、Apple Arcadeでプレイできます。iPhoneやiPad、Macなどで200本以上のゲームが遊び放題の「Apple Arcade」について詳しく知りたい方は、こちらの総まとめ記事をご覧ください。


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《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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