※本記事は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。
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『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の作中に登場する「スカーレットブック」「バイオレットブック」内に記されていた「■盤のポ■■ン」。この正体について、ネット上ではさまざまな考察が繰り広げられているようです。
◆ポケモンなのか、それとも…
そもそも「スカーレットブック」「バイオレットブック」とは、ペパーが所有していたストーリーのカギを握る書物のこと。「パルデア地方」に存在する未踏の危険地帯「エリアゼロ」にまつわる記録が残されており、ポケモンのような生き物のスケッチも描かれていました。
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そのなかの「■盤のポ■■ン?」という見出しのページを開くと、球体のような生物のイラストとともに、著者が書いたと思われる目撃情報が。一部文章が伏せ字になっているものの、ある程度補完して読み進めることができます。
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文章から察するに、イラストの生物は著者が観測隊員とはぐれたときに大穴の奥底で見かけた存在のよう。さらに見た目についても、ポケモンなのか生きているのか不明とした上で、“外殻は六角形が多層状に重なった構造”と綴られていました。
加えて文末には「宝石よりも光り輝いていた。その形はまるで円盤のようだ」と読めるような一文も記されており、このことから「■盤のポ■■ン?」=“円盤のポケモン?”と仮説を立てることができるのです。
◆第3の伝説ポケモンか?
ファンの間でも「円盤のポケモン」と予想する声が多く上がっており、コライドンとミライドンに続く“第3の伝説ポケモン”ではないかと推察する人も少なくありません。
またネット上では、伝説ポケモンの名前やタイプについてさまざまな考察が広がっており、なかには『ポケモンSV』の新システム「テラスタル」に着目してネーミングを考える人も。たしかに『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場した“第3の伝説ポケモン”ムゲンダイナも「ダイマックス」に絡めた名前でした。
加えて円盤という設定や球体的なイメージから、「テラスフィア」や「テラアース」といったネーミングが予想されています。
一方タイプについては、「こおりタイプ」が含まれるという考察がチラホラ。実を言うと「円盤のポケモン」の見た目を始め、『ポケモンSV』には“六角形”というワードが頻繁に登場していました。
とくに印象的だったのが、「美術」の授業でハッサク先生が話していた氷の結晶の話。「ほとんどが六角形に分類されます」と、ここでも六角形が登場するので、ひょっとしたら重要なヒントになっているのかもしれません…!
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多くの謎に包まれた「円盤のポケモン(仮)」ですが、果たしてその正体が明かされる日はやって来るのでしょうか。