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2023年7月21日に、シリーズ4作目が発売される予定の『ピクミン』シリーズ。かわいらしい生きもの「ピクミン」が活躍するゲーム…というイメージが強いかもしれませんが、実は同作には“トラウマ製造機”としての側面もありました。
今回は『ピクミン4』の発売に先駆けて、歴代シリーズのトラウマ要素を振りかえってみましょう。
◆ピクミンを捕食する原生生物たち…
まず『ピクミン』のトラウマ要素を語るうえで欠かせないのが、「原生生物」の存在でしょう。原生生物とはピクミンたちの世界にはびこる巨大な生物で、その多くが獰猛で攻撃的。ピクミンを見つけようものなら、捕食しようと容赦なく襲い掛かってきます。
むしゃむしゃと食べられていくピクミンたちを見て、胸を痛めたプレイヤーも多いのではないでしょうか。
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原生生物とひと口にいっても、種類は実にさまざま。とくに「アカチャッピー」は同作を代表する敵キャラクターですが、チャッピーの亜種たちも忘れることはできません。なかでもプレイヤーに強烈なインパクトを残したのが、「クイーンチャッピー」でした。
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まるで芋虫のような不気味なフォルムもさることながら、クイーンチャッピーが生み出すおびただしい数の「ベビーチャッピー」はトラウマもの。1匹1匹はそこまで強くないものの、恐るべきは捕食スピードの速さです。
当時ゲームを遊んだプレイヤーからは、「女王からブリブリ生まれるベビーチャッピーがピクミン喰いまくって全く笑えなかった」という声も上がっていました。
◆みんなのトラウマ「アメボウズ」
また『ピクミン2』に登場する「アメボウズ」も、みんなのトラウマとして挙げられがちなキャラクターです。
アメボウズは敵キャラクターでありながら、何もかも謎に包まれた未知なる存在。石のローラーに人型の何かが跨がっているような姿をしており、石のローラーでピクミンを押しつぶそうと、執拗に追い回すのでした。
しかも実体はあってないようなものなので、攻撃することもままならず、瞬く間にピクミンを全滅させられることも珍しくありません。
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「最終兵器俺達」のメンバーであるゲーム実況者・フジさんも、昨年12月の配信で『ピクミン2』をプレイした際に、アメボウズの恐ろしさを再確認。終始悲鳴を上げつつ、「トラウマですね。紛れもなくここですね、トラウマは」と語っていました。
◆バッドエンドも強烈!?
『ピクミン』のトラウマ要素は、原生生物だけではありません。初代『ピクミン』には主人公のキャプテン・オリマーがピクミン化するバッドエンドが用意されており、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。
何をどうすればそのバッドエンドに行き着くのかはあえて伏せるとして、最後はピクミン化したオリマーを見つめるピクミンたちの姿で幕引きに。
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人気ゲーム配信者のだいだらさんは、2021年4月に投稿した動画「ドルフィン号を修理できなかったオリマーのバッドエンドとは『ピクミン』を実況プレイ」で、件のバッドエンドを迎えるところを実況。「えええ、ホラー映像かよ!」と、その光景に衝撃を受けていました。
とはいえ、この展開の解釈は人によって分かれるようで、「むしろピクミンのやさしさ」「利用価値がなくなったからピクミン化しただけでは?」などと、さまざまな意見が交わされています。
生きるか死ぬかの弱肉強食な世界を見せてくれる『ピクミン』シリーズ。最新作ではいったいどのようなトラウマ…もといドラマを見せてくれるのか、発売が楽しみですね!
¥7,920
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