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2月14日のバレンタインデーには、さまざまな配信者たちが独自の企画を行っていました。その中でもひときわ異彩を放っていたのが、「にじさんじ」所属の鬼才、レオス・ヴィンセントさんによる“キス耐久”です。
◆4時間以上にわたる狂気の配信
レオスさんは配信の開始にあたって、Twitter上で「にじさんじ史上最もきつい配信が始まります」と予告。配信のタイトルは、「寧々さんと1214回キス耐久」と銘打たれていました。
企画の内容としては、恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス+』をプレイし、ヒロイン・姉ヶ崎寧々とキスし続ける…というものです。ただしその回数が常軌を逸しており、ヒロインとひたすらキスできる“エンドレスリフレインキスモード”によって、1,214回の接吻を目指すのでした。
開幕こそ「ハッピーバレンタイン!」とさわやかな挨拶を行ったレオスさんですが、いちゃいちゃタイムが始まると本性が出てきます。寧々さんに「まだ我慢してるの?」と尋ねられた際には「もう我慢できない」とポツリ。さらに彼女の「ドキドキしてきた」といった言葉に「ドキドキしてきてるみたいです」などと反応し、キスを重ねていきます。
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その後は、寧々さんのキスにあわせてレオスさんが律儀にキス顔を披露する奇妙な状況に。ひたすらキス音だけが鳴り響くため、BGMを要求する視聴者もいたようですが、「キスするときにBGMって…お互いの心臓の音だけなんじゃないの?」と力強い名言によって退けていました。
そして無謀とも思われた挑戦は、およそ4時間15分で終了。レオスさんは1,214回のキスを終えることに成功します。
ですが、それでもまだ愛情は尽きなかったようで、「私これからバレンタインデート、寧々さんと楽しませていただきますんで…」と言いながら配信から去っていくのでした。
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あまりにもカオスなレオスさんの配信は、同じ「にじさんじ」のライバーたちにも衝撃を与えたようです。Twitter上で、成瀬鳴さんは「もうやめてくれ」、魔使マオさんは「新手のサイバーテロ」、天ヶ瀬むゆさんは「本気の悲鳴出ました」と、それぞれ心の叫びのようなツイートを行っていました。
一方、我らが委員長・月ノ美兎さんは「有言実行の男」と感心したような口ぶりでしたが…。
ちなみに配信も終盤に差し掛かった頃、突如としてシスター・クレアさんがコメント欄に現れる一幕も。「私も寧々さんとキスしたことあるよ」と張り合うような内容に、レオスさんは激しく困惑しつつ、「見なかったことにしよう」と呟いてキスを続けていました。
いくらバレンタインデーといえど、1,000回以上もキスをするカップルはそうそう見つからないはず。レオスさんの挑戦は、まさに人類の偉業と言うべきでしょう。