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2月15日より、『Apex Legends』の新シーズン「大狂宴」が幕を開けました。各レジェンドがクラス分けされるなど、ゲーム体験が大幅に刷新される中で、ブラッドハウンドが弱体化されたという説も浮上しています。
◆大型アップデートで環境が激変
「大狂宴」では、既存レジェンドたちが5つのクラスに分類され、それぞれに「パーク」と呼ばれる固有の効果が付与されました。この仕様変更により、今までよりも一層構成の選択肢が広がることが予想されています。
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さらに、各レジェンドにバランス調整が行われたことも、環境に変化をもたらしている要因の1つ。とくにレイスはアルティメットアビリティ「ディメンションリフト」の最大距離が約2倍に伸びたこともあり、使用率が回復傾向にあるようです。
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そんな大規模アップデートにより、ユーザーの間では「何もかも変わりすぎて実質Apex2だろ」「新シーズンのApexが楽しすぎてやばい。まるでApex2をやってるみたいだ」といった声が相次いでいます。
その一方、ブラッドハウンドにとっては受難のシーズンを迎えたと言えるかもしれません。唯一無二のアイデンティティである戦術アビリティ「全能の目」に、大幅な変更が加えられてしまいました。
◆ブラッドハウンドの調整は弱体化?
「全能の目」は範囲内にいる敵の全身を映すアビリティですが、その効果時間が3秒から1秒に減少。またアルティメットアビリティ「ハンティングビースト」使用中に、クールタイムが短縮されなくなったのも、大きな変更点でしょう。
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そんな弱体化ぶりに意気消沈していたのが、「にじさんじ」所属の人気VTuber・星川サラさん。「スキャンしまーす」の掛け声でお馴染みのブラッドハウンド使いだったこともあり、Twitter上で「ブラハの弱体化がえぐいという噂は本当でしようか。立ち直れません」と嘆いていました。
元々はサポート的な立場だったブラッドハウンドですが、今回の調整により、役割を全うするのは難しくなったかもしれません。しかし、新たに追加されたパッシブ「白いカラス」により、別の可能性が切り開かれたようです。
「白いカラス」は近くに敵がいないときに一定確率で発現する能力で、アクションやスキャンを行うと、最も近い敵へと向かっていきます。さらに、「全能の目」や「ハンティングビースト」のチャージ時間が25%も回収できるオマケ付き。
「ハンティングビースト」時には必ず発動し、敵を倒すと「白いカラス」が再度発射されます。これにより次なるターゲットが捕捉できるため、続々キルを狙えるように。
つまりサポート役というよりは、より戦闘に特化した性能に生まれ変わったと言えるでしょう。ブラッドハウンドの調整は弱体化というより、実質的なリワークと捉えた方が正確なのかもしれません。
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ほかにも「大狂宴」では、さまざまな要素が刷新されました。最近プレイしていなかったという人も、“新しいApex”を体験してみると、楽しかったあの頃が感じられるかも…?