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世界中の「ハリー・ポッター」ファンたちを虜にしているオープンワールドゲーム『ホグワーツ・レガシー』。同作の中に、かの有名なネットミーム「ワイのワイルドワイバーンや!」を髣髴とさせる要素があったとして、一部のプレイヤーたちが盛り上がっています。
◆これが…「ワイのワイバーン」や!
同作は1800年代のホグワーツが主な舞台となっており、プレイヤーは校舎の中を自由に探索できます。そこは奇想天外な物で満ち溢れているのですが、ネットユーザーたちが仰天したのは、「ワイバーンの噴水」というオブジェクトでした。
この像は変身術の教室に近い中庭に置かれており、名前通りに巨大なワイバーンの姿をかたどっています。そしてレベリオをかけて表示される説明文には、「ワイのワイバーン」という言葉が…。
かつてカドガン卿が「ワイのワイバーン」を討伐したという逸話が存在し、「ワイバーンの噴水」はそれをもとに作られた…というウワサがあるようです。
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また、ホグワーツの別の場所には「カドガン卿の肖像画」も飾られており、そこでもカドガン卿が「ワイのワイバーン」を倒したことが言及されていました。
この逸話を知ったプレイヤーの間では、「ホグワーツで『ワイのワイバーン』なんて聞くことになると思わなかった」「ワイのワイバーンでずっと笑ってる」といった反応が続出しています。
おそらく彼らは、ネットミームとして存在する「ワイのワイルドワイバーンや!」というセリフを連想せざるを得なかったのでしょう。
ネットミームの発信源となったのは、漫画「爆球連発!!スーパービーダマン」に登場する西部丸馬の「ワイの守護神!ワイルドワイバーン!!」というセリフ。こうして見ると、「ワイのワイバーン」との酷似は疑いようがありません。
ちなみに「ワイのワイバーン」は誤訳や誤植ではなく、正しい表記。イギリスの「ワイ川」に生息していたワイバーンを指す言葉であり、英語では“Wyvern of Wye”と表記されています。
つまりネットミームと一致したのは、あくまで偶然ということ。まさしく魔法のような出来事ではないでしょうか…。