
『ウマ娘 プリティーダービー』のシンボリルドルフといえば、“皇帝”の異名に違わぬ凛々しさをもつウマ娘です。しかし2月24日に実装された新サポートカードのイベントでは、そんな彼女の意外な一面が描かれており、ファンたちに大きな衝撃が走っていました。
◆幼児化した「ルナちゃん」が登場!?
シンボリルドルフの意外な一面を明らかにしたのは、新たなサポートカード「SR[放課後、君が笑った]シンボリルドルフ」のイベントの1つ「“皇帝”の小さなお友だち」でした。
イベント内に登場した彼女は、自身のぬいぐるみ「ぱかプチ」を手に登場。そしてぬいぐるみを通し、腹話術の要領で周囲のウマ娘たちに語りかけていきます。

そこでシンボリルドルフは自分の名前ではなく、「ルナちゃん」という名前を名乗り、戸惑うスペシャルウィークに対しても「『も~違うってば! 私はルナちゃん!』」と白を切るのでした。
あくまで「ルナちゃん」がしゃべっている…という体裁を崩さないシンボリルドルフに、周囲は困惑を隠せませんが、最終的には人気者へと落ち着くことに。どうやら“近寄りがたい”というイメージを変えるための試みだったらしいのですが、それは見事成功したようです。
◆伝説的な名馬の幼少期
シンボリルドルフのお茶目な側面を描いたイベントですが、ファンがざわついている理由はそれだけではありません。
実は「ルナちゃん」という名前は、モデル馬・シンボリルドルフが元ネタ。馬主に購入される前、牧場で呼ばれていた“幼名”が「ルナ」だったのです。
さらに『ウマ娘』の二次創作界隈では、公私共にパーフェクトなシンボリルドルフが重責に耐えかねて幼児退行してしまうネタが存在していました。そうしたファンアートでは「シンボリルドルフじゃない! 私はルナちゃん!」と、幼児退行したところが描かれることもあり、“ルナちゃん”の下地は整っていたとも言えるでしょう。
意外でありながらもどこか見覚えのあるサポカイベントに、ネット上の『ウマ娘』トレーナーたちは「まさかのルナちゃんネタで草」「ルナちゃん概念が公式に逆輸入されてて笑う」と反応していました。
ただし、今回のイベントで描かれていたのは、あくまでぬいぐるみを使った腹話術。幼児退行の結果ではなかったことには、注意が必要です。今後、さらなるルナちゃんの活躍が見られる日は来るのでしょうか。
¥38,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)