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オープンワールドRPG『原神』の新キャラクター「ディシア」を巡り、海外のTwitterコミュニティで「#FixDehya」をスローガンとする上方修正運動が始動しました。
ディシアは、3月1日に実装されたばかりの新プレイアブルキャラクター。ゲーム内には2022年8月頃から登場済みで、メインストーリー「スメール編」における中心人物の1人として活躍。早くから人気を集め、そのプレイアブル化を今か今かと待ち望まれていました。
◆「弱い」と評価されるキャラクター性能
ようやく実装されたものの、そのキャラクター性能を巡っては「弱い」との評価が多め。ディシアはアタッカーとタンクを組み合わせたキャラクターなのですが、どちらも中途半端な性能をしているのです。
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例えば元素スキル。様々なバフを付与する領域を設置するもので、領域内では味方の一部ダメージをディシアが肩代わりするほか、攻撃の中断耐性をアップします。
しかし、それらタンク系の役割は「シールド」でも代用できること。むしろダメージを受けることに変わりはないので、少し物足りません。
また、領域内ではダメージを受けた敵に炎元素の連携攻撃を発動。シンプルな火力スキルですが、発動間隔は2.5秒毎に1回と遅めです。
目玉の元素スキルでは、ボタン連打で約10回続く炎元素の連続攻撃をお見舞い。一見派手なものの、ダメージ倍率が低かったり、通常攻撃ではないため「夜蘭」「行秋」の優秀な水元素追撃を受けられなかったり、発動時に元素スキルの領域を強制回収するため連携攻撃が出せなくなったりと、いくつかのデメリットがあります。
◆海外コミュニティで始動した「#FixDehya」
これらの性能を受け、海外Twitterコミュニティを中心に「#FixDehya」をスローガンとした上方修正運動がスタート。「たった4つの簡単な修正」と題し、下記の4点を修正するよう運営に訴えています。
雷電将軍のように、連携攻撃の発動間隔を1秒ぐらいにしてほしい。
ダメージの肩代わりを75%に上げて、自己回復のクールタイムも10秒にしてほしい。
元素爆発の連撃を通常攻撃判定にしてほしい。
全ての倍率を★5キャラの基準にまで上げてほしい。
ユーザーの声を受け、実装後にキャラクター性能を修正した例としては2020年12月の「鍾離」が有名。しかし、それ以降は一度も上方修正された例はありません(※八重神子の不具合修正などを除く)。
2022年10月に公開された海外メディア・GameSpotのインタビューでは、キャラクターの性能をチームや装備といったビルドでアップデートしていくと語っているので、ディシアにピンポイントとなる聖遺物の登場などに期待です。