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『ホグワーツ・レガシー』には、「ハリー・ポッター」シリーズのファンが思わずニヤッとしてしまうような要素がいくつも存在しています。ゲーム内に登場するキャラクターの“担当声優”に関しても、驚きの事実が発覚していました。
◆「占い学」から「闇の魔術に対する防衛術」へ
同作は、1800年代のホグワーツ魔法魔術学校を舞台としたゲーム。プレイヤーはさまざまな魔法の授業に出席し、個性豊かな教授たちと知り合うことになります。
そこで注目したいのは、ダイナ・ヘキャットという女性キャラクター。日本語版では声優の幸田直子さんがキャラクターボイスを担当しているのですが、実はその声は“シビル・トレローニー先生”と一緒でした。
トレローニー先生といえば、「ハリー・ポッター」本編の時空で、ホグワーツの「占い学」教授を務めていた人物。風変わりな見た目と言動で知られていますが、少々頼りないところがあり、ハーマイオニーなどの生徒からも軽んじられていた印象です。
しかしトレローニー先生役の幸田さんが『ホグワーツ・レガシー』で演じているのは、その真逆とも言えるような役柄でした。というのもヘキャット先生は、あの「闇の魔術に対する防衛術」の担当教授なのです。
へキャット先生はホグワーツで教鞭を取る以前、魔法省の神秘部で働いていた“無言者”だったそう。凄腕の魔法使いである風格を漂わせている上、厳格な性格らしく、授業でも決して生徒を甘やかすことはしません。
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そんなへキャット先生の声は、貫禄と威厳たっぷりで、まさにベテランの魔女といった雰囲気です。トレローニー先生の声とはまったく異なっており、その“演じ分け”には感嘆せざるを得ません…!
へキャット先生とトレローニー先生という、何もかもが真逆なキャラクターに共通する「声」という要素。ぜひその演技を聞き比べてみてください。