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タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』では2月28日より、新武器スキンシリーズ「オニ」コレクションの第2弾が販売中。そのラインナップとして用意されている近接武器「鬼丸国綱」をめぐって、まさかの“弱点”が指摘されています。
◆日本刀ゆえの欠陥?
「鬼丸国綱」は、日本刀をモチーフにした近接武器の新スキン。元ネタは鎌倉時代に制作された同名の太刀で、かの織田信長や豊臣秀吉など、そうそうたる面々の手に渡ったと語り継がれています。
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同ゲームではこれまでに多種多様な近接武器スキンが実装されてきましたが、日本刀が採用されたのは初。ロマンあふれるデザインも相まって、「オニの刀マジでかっこいい!」「鬼丸国綱こーれ買いです」「カタナに反射してオニ映るのかっこええ…」などと大きな話題を集めています。
ところがそんな新スキンについて、まさかの弱点が発見されてしまいました。物陰の後ろに隠れている際、「鬼丸国綱」の長すぎる刀身がひょっこりとはみ出ることで、敵プレイヤーに自分の居場所がバレてしまうケースが存在するのだとか…。
『VALORANT』において、オブジェクトに隠れた待ち伏せは常とう手段。それに失敗してしまうとすれば、笑いごとでは済まないデメリットと言えるでしょう。
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思いもよらぬ新スキンの落とし穴に、SNS上では「鬼丸国綱、Pay to Loseです!」「せっかく買ったのにTwitter開いたらPay to Loseって言われてるの悲しすぎ」といった反応を示すプレイヤーが続出。
課金アイテムでありながら、“買うと不利になる”可能性が浮上したことで、「Pay to Lose」というワードが盛んに飛び交っています。
◆過去にも似た事例が
ただ、本当に「鬼丸国綱」によって不利になるかどうかは、意見が分かれている様子。というのも、敵を待ち伏せする際は、基本的に銃を構えていることが多いのです。むしろナイフを構えて隠れるケースのほうが稀と言えるでしょう。
つまりは「鬼丸国綱」の刀身がオブジェクトからひょっこりする状況自体、かなりのレアケースというわけです。
なお、武器スキンの仕様をめぐっては、過去にも同じような事例が存在。それは2021年に実装された「スペクトラム」シリーズのうち、ファントムを巡るものでした。
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「スペクトラム」は世界的DJ・Zeddが開発に携わったオーディオ連動型のスキンとなっており、今でも人気の高いシリーズの1つ。しかし他のスキンと比較すると、サイレンサーの部分が少しだけ長かったのです。
当時は「Pay to Lose」としてコミュニティ内で話題となり、修正されるまで競技シーンで使用するプロが激減していたのだそう。「鬼丸国綱」に対しても、同様の措置がとられるのでしょうか。