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ポケモンバトルは、基本的にはどちらかが勝利するまで行われるもの。ですがシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』では、その仕様に大きな変更が加わりました。
いまだにそのことに気づいていないプレイヤーも多いらしく、SNS上では度々驚きの声が上がっているようです。
◆少しだけやさしい世界になった「パルデア地方」
従来の『ポケモン』シリーズでは、バトルに勝利する、あるいは手持ちのポケモンを全滅させられて“めのまえがまっくら”になるまで、トレーナー同士の勝負が継続していました。
ところが『ポケモンSV』では、「にげる」を選択することで、バトル中に降参できるように。対人戦では以前から降参システムが採用されていましたが、作中のトレーナー戦で使用できるようになったのは、今作がシリーズ初のことです。
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なお、ノーリスクでバトルから降りられるわけではなく、きっちりと賞金を支払うリスクも存在しています。あくまで勝算が見いだせない時の、苦肉の策と考えておいた方が良いでしょう。
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この降参システムは、もちろん隠し要素でもなんでもなく、発売当初から一部で話題となっていました。ですが発売から数カ月が経った今でも、意外と知らないプレイヤーがいるようです。
SNS上では定期的に取り上げられており、「えっ降参できるんだ!?」「まさか賞金を渡す側になれるとは…」「降参できたのですね…。寛大な世界です」と驚いている人が見受けられます。
ほかにも、今作ではオープンワールド化に伴い、“目と目が合ったらポケモンバトル”の鉄則も廃止されました。
こうした仕様は「パルデア地方」特有の文化となるのか、はたまた続編でも継続されるのか、今後の『ポケモン』シリーズにも要注目です。