■もう「ひとり」じゃない! 仲間と共に、リンクがガノンドロフに立ち向かう!?
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ここまで紹介した要素の数々も魅力的ですが、今回の映像で最も気になったのは、「リンクは“ひとりぼっち”じゃないかも」という点です。
『ゼルダの伝説 BotW』のリンクは、とある事情で眠りにつき、100年後の世界で目を覚ましました。かつて共に戦った仲間はおらず、人々との交流こそあれ、その旅路や戦いは基本的にひとりきり。その状況をリンクがどう感じていたのかは分かりませんが、そこに孤独感を覚えたプレイヤーは少なくないでしょう。
『ゼルダの伝説 BotW』の関連作であり、過去の戦いを描いた『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では、英傑やインパといった様々な仲間たちがリンクと共闘。戦い自体は厳しかったものの、頼もしい仲間との賑やかな共闘が楽しめました。
かつては多くの仲間たちと肩を並べて戦ったリンク。しかし『ゼルダの伝説 BotW』では、広大な世界を旅する時間の大半、彼はひとりきりでした。──しかし『ゼルダの伝説 TotK』では、孤独から抜け出せるかもしれません。
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この3rdトレーラーには、様々な形で“リンクのそばにいる者たち”が描かれています。例えば、リンクが乗る馬が馬車を牽引する場面では、その荷台には乗客らしき姿が。また、武具に身を包む人々とリンクが並び立っていたり、そうした人々の元にリンクが馬で駆け寄る戦場らしきシーンなどもありました。
あくまで演出の一環という可能性もありますが、本作ではこの世界の人々と共に行動したり、共に戦ったりできるのかもしれません。
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また、『ゼルダの伝説 BotW』に登場したルージュやシドらしき人物の姿も、最新映像に収められています。しかも、シドとは実際に共闘し、リンクとの巧みな連携で敵を圧倒する場面までありました。
これが一時だけのものなのか、任意で同行できるのかは不明ですが、「そなたはひとりではない」といった映像内の台詞をそのまま受け止めるのであれば、『ゼルダの伝説 TotK』におけるリンクの戦いは、決して“孤独”ではなさそうです。
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今回の映像では、宿敵である「ガノンドロフ」の登場も判明しました。前作では厄災としての「ガノン」のみが登場しましたが、本作ではガノンドロフがリンクの前に立ちはだかります。
ガノンドロフは今回も、恐るべき強敵として君臨するに違いありません。ですが、この『ゼルダの伝説 TotK』では、リンクが様々な仲間たちと力を合わせ、この困難に立ち向かうことでしょう。その冒険の幕開けが、今から実に楽しみです。
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