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アメリカ議会図書館は、『スーパーマリオブラザーズ』のテーマ曲をゲームの音楽として初めて保存資料に登録したと発表しました。
2023年は25曲選出
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National Recording Preservation Board(全米録音資料登録簿)はアメリカ議会図書館が、将来にわたって保存すべきとされる米国の録音資料で、全米録音保存委員会によって毎年選出されています。2023年は1,100以上の候補の中から、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」、マライア・キャリーの「恋人達のクリスマス」、アイリーン・キャラ「Flashdance... What a Feeling」、ダディ・ヤンキー「Gasolina」、『スーパーマリオブラザーズ』のテーマ曲など、25曲が選出されました。現在、登録簿上のタイトル数は625とのことです。
生みの親、近藤浩二氏のインタビューも
アメリカ議会図書館のサイトでは、『スーパーマリオブラザーズ』作曲家と知られる近藤浩二氏について紹介。当時、音楽や効果音に使用できるデータ量が非常に少なかったため、音楽やプログラミングを駆使して作曲していたと語ったインタビューや、他の多くのクラシックソングとともに保存されていることは非常に名誉なことであり、実際、少し信じがたいと語っていることなども紹介されています。