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フロム・ソフトウェア宮崎英高氏、「世界で最も影響力のある100人」に―ゲームクリエイターとして史上2人目、今年の日本人選出者はほか岸田首相のみ

メッシ選手やイーロン・マスク氏、岸田首相などビッグネームの中に名を連ねています。

ゲーム ビジネス

米TIME誌は今年の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、フロム・ソフトウェアの宮崎英高氏が選出されました。フロム・ソフトウェアは2022年にアクションRPG『ELDEN RING』を発売しています。

ゲームならではの感情―2022年の『ELDEN RING』大ヒット

フロム・ソフトウェアといえば、昨年の2月にアクションRPGである『ELDEN RING』のリリースが記憶に新しいでしょう。「GOTY」など昨年に数々のアワードを受賞した本作は今年の2月に出荷本数が2000万本を突破したほか、現在は新たなDLC「Shadow of the Erdtree」も制作中であるなど、リリースから一年が経過してもなおファンの心をがっちりと掴んで離さないタイトルでもあります。



今回の選出にあたって、「世界で最も影響力のある100人」の宮崎氏のページは『The Last of Us』シリーズで知られるNaughty DogのNeil Druckmann氏が執筆しています。宮崎氏の紹介文では「宮崎氏のゲームを初めてプレイした時、私は惨めな気持ちになった。最初の敵で何度も何度も死んでしまったのだ。しかし、細部に気を配ってプレイしていると突然ピンと来て、敵を倒すことができた。その時に私は自身の成長を実感し、ある種の快感を覚えた」とフロム作品の本質や魅力に触れています。

さらに本作の緊張感のある戦い、目をこらすことで見えてくる美しい世界を「テレビのような受動的なメディアでは再現できない、ゲームならではのユニークな感情」とも表現しています。

ゲームクリエイターとしては16年ぶり、史上2人目の記録

「世界で最も影響力のある100人」は宮崎氏のほかに、世界を熱狂の渦に巻き込んだメッシ選手やエムバペ選手、日本の岸田首相やアメリカのバイデン大統領、何かとお騒がせのイーロン・マスク氏など、世界的に有名な人物たちが名を連ねています。

そんな世界的に栄誉のあるリストに選出された宮崎氏ですが、これはゲームクリエイターとしては2人目の記録となります。2007年の「世界で最も影響力のある100人」では、任天堂の宮本茂氏が初めてゲームクリエイターとして選出されました。今後も宮崎氏に続く、世界に名を轟かせるようなゲームクリエイターの選出が期待されます。


フロム・ソフトウェア宮崎英高氏、TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に―ゲームクリエイターとしては史上2人目、今年の日本人選出者はほか岸田首相のみ

《kurokami》
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