4月26日にリリースされてから、『原神』『崩壊3rⅾ』といったHoYoverse作品との繋がり、そしてキャラクタービジュアルの美麗さをはじめ、そのクオリティの高さが反響を呼んでいるスペースファンタジーRPG『崩壊：スターレイル』。
ゲーム内ではマップに点在するオブジェクト一つひとつにフレーバーテキストが用意されているほか、NPCとの会話では選択肢の多さに細かな作りこみを感じられます。
そこで今回はそんな探索要素の多い本作で、実際に旅して見つけた小ネタや収集要素をまとめて紹介します。テキストを読み進めることで、隠しアチーブメントが獲得できるようなものも用意されているため、やりこみが大好きなゲーマーに必見な内容となっているはずです。ぜひ探索のモチベーションに繋げてみてください！
◆ゴミ箱を漁ることで「ゴミキング」の称号をゲット！
公式PV「スペースコメディ」でも、冒頭にゴミ箱を漁っていた主人公。ゲームで最初に訪れる星「ヤリーロ-VI」にあるゴミ箱を何度も根気よく漁り続けることで、特別なアチーブメントとプロフィールアイコンに設定できるゴミ箱のアイコンを獲得できます。
なお、冒険を共にする「三月なのか」と「丹恒」は、呆れた表情でその様子を見守っていました。なんでもないフィールドオブジェクトにも、そのような旅の仲間を絡めたテキストが用意されているのはワクワクしますよね。
◆ゴミを投げ入れたのに…お礼をくれる「壺仙人」
フィールドに用意されている破壊可能なオブジェクトは、近づくとカーソルが表示されて攻撃が可能に。そこから合成素材やゴミを獲得できます。しかし、星穹列車が二番目に訪れる場所である「仙舟・羅浮」にあるオブジェクトのなかには、近づいても攻撃不可能なものも。その壺は話しかけることで会話をすることができます。
まるで『原神』の仙人たちのような達観した口調が特徴的な壺は、主人公からしてみれば圧倒的な存在感を漂わせていますが、周りの人々は気にも留めていない様子。そこから「物を投げ入れる」「手を壺の中に入れる」というふたつの選択肢を選ぶことができます。
この時に「物を投げ入れる」を選択するとゴミを投げ入れることができます。すると、壺はお礼の品（タンパク米）を差し出してくれるのです。ゴミとお米を交換してくれる親切な壺仙人ですが、何が目的なのかはよくわからないまま。話は変わりますが『原神』プレイヤーとしては、壺仙人というと「ピンばあや」や「塵歌壺」を思い出してしまいますね。
ちなみに、この壺仙人は毎日話しかけることができます。2日目にはまた違った会話を見ることができるので、気になる方は「仙舟・羅浮」長楽天の北あたりを探してみてください。
◆ゲーテホテルの衣装棚で、主人公の妄想が爆発！
「ヤリーロ-VI」での初日を過ごすと、主人公は宿泊施設ゲーテホテルに泊まることになります。そこで宿泊部屋の衣装棚を調べると、主人公は中へと入って妄想遊びを始めるのです。
その内容は、ゲーテホテルのルームサービスを、それに扮した悪魔と信じ込んで悪魔退治を仕掛けるというもの。衣装棚の中に留まって妄想を爆発させた主人公は、ただ仕事を全うしているだけのルームサービスを撃退。そしてルームサービスがアイテムをゲットすることができます。あくまで正義面する主人公に、さすがの筆者も失笑しました。
◆ヘルタの分身は5人！見つけ出してアチーブメントを手に入れよう
宇宙ステーション「ヘルタ」の主人であるヘルタは、自身の意志を投影することで操作するドールをいくつも用意しており、それらは同宇宙ステーション内の下記5ヶ所に配置されています。
主制御部分
サポート部分
収容部分1F
収容部分2F
ベース部分
すべてのドールに話しかけると隠しアチーブメントが獲得できます。ドールを操作中である故に、空っぽ状態のヘルタも見ることもできるのでぜひ挑戦してみてください。ただし、ギミックを解除しないと辿り着けないドールもいるので、少々難易度は高めです。
◆あなたが先に開けるのは大きい宝箱？それとも小さい宝箱？
「ヤリーロ-VI」ボルダータウン東には、大小ふたつに分かれた輝く宝箱があり、その側に宝箱マジシャンという女性が立っています。彼女の話によると宝箱の一方に幸運が、もう一方には不幸が入っているとのこと。
筆者は大きな宝箱を開けたところ、中身はモンスターだらけの外れでした。とはいえ、さらにマジシャンと話しかけると小さい宝箱も開けられます。その中には、丁寧にボックスに入れられたカラフルな結晶が。今のところ使い道はありませんが、今後なにかのクエストで役に立つ時が来るかもしれません。
◆『原神』の物語が小説として語られている？
「ヤリーロ-VI」行政区のとある本屋へ訪れ、店員に話しかけると、何やら記憶に覚えのある物語を聞くことができます。
「ちょっとお話ししよう」→「おすすめの本はある？」→「ファンタジー小説はある？」と会話を選択することで、“外の世界から流れ着いた旅人が家族を探す物語”を薦められるのです。これは間違いなく『原神』のことでしょう。本作には細かく『原神』との繋がりが散りばめられているので、それら要素を探すだけでも非常に面白いです。ちなみに本は、80冊を集めることでアチーブメントを獲得可能です。
◆某フロムゲーのオマージュも！悲しい姉妹のストーリー
少々重たい小ネタもご紹介しましょう。リベットタウンの南ワープポイント、疑似花萼から階段を上った先にあるキラキラを調べるとすすり泣く女性の声が聞こえます。
泣いている理由として、姉が裂界に行ったきり帰ってこないと言うのです。さらに彼女は姉が生前持っていたというリボンのついた鈴を探しており、次元プーマンから入手できるそれを渡すと「壊れたオルゴール」が貰えます。その後、その子との話は途絶えてしまいますが、ストーリーの続きを見るにはリベットタウン東の細い通路にいる女性に話しかけましょう。
話しかけた女性は、先ほどのすすり泣いた女性の姉。オルゴールを渡すと安堵の表情を浮かべて成仏をします……さてお察しの方もいるかもしれませんが、こちらはフロム・ソフトウェアのアクションRPG『Bloodborne（ブラッドボーン）』のオマージュネタです。
「リボン」「オルゴール」といったアイテムに、しかも前者は“豚”のモンスターから入手可能。さらに会話も窓越しに進行するので、同作をプレイしたことのあるプレイヤーならすぐにピンとくることでしょう。
◆女性の歌声をボロクソに罵倒するとゲット！理不尽アチーブメント
ベロブルグ行政区北で歌声を披露している女性に話しかけると、とんでもない理不尽な選択肢が出てきます。
この人情のかけらもないセリフを選ぶと謎のアチーブメントを獲得できます。ただミュージカルのために頑張る女性を相手に、あまりにもひどい所業ではありますが、面白いアチーブメントなので是非チャレンジしてみましょう。
以上、今回は8つの小ネタを紹介させていただきました。ストーリーの途中に歩き回っているだけでも、たくさんの隠しストーリーや隠しアチーブメントを確認できるのが本作の面白いところ。
まだ会話の選択肢を試せていないNPCも数多くいるため、隠されたストーリーやアチーブメントはまだまだ残っていそうです。
シナリオを読むのが好きな方やRPGの探索要素が好きな方は、ぜひ今のうちに『崩壊：スターレイル』を始めてみてください！きっと後悔しないだけの満足感を得られると思いますよ。
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