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ポケモンカードを使って隣人を殺害した男性の裁判が5月9日(火)に行われ、終身刑が言い渡されました。海外メディアが報じています。
アンドリュー・ヘイグ(Andrew Hague)被告は2022年8月2日、イギリス・シェフィールド市にて被害者である50歳の男性と口論の末に殺害。ポケモンカードのBOXが入った袋と木片を使って殴打しました。被害者はその場で死亡が確認されています。
被告は被害者から小児性愛者であると罵られたことをきっかけに口論となり、近隣住民は被告が「ここに来て男らしく戦え」と怒鳴っていた様子を目撃しています。また、被告は一度殴ったあとに一度立ち去り、その後木片を持って「慈悲」のために再び殺意を持って殴ったとされています。
判事はこの行為を凶暴で残忍とし、最低懲役17年の終身刑を言い渡したのです。
被告は精神障害を患っていましたが、病院から処方された薬を服用せず、アルコールと薬物によって“自己治療”しており、判事はこのような状況下での薬物使用の危険性を痛感させられる事件であると述べています。