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ニンテンドースイッチ向けソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(以下、ティアキン)』にて、各地に存在するミニダンジョン「祠」の名前やフィールド上の位置が“京都”を元ネタにしているとの考察が話題を集めています。
◆祠の名前は京都各地のアナグラム!Twitterユーザー・すいさんの検証が話題に
話題の考察はTwitterユーザー・「すい」さん(@SO_far_69)によるもの。
祠の名前が京都地名のアナグラムらしいと聞いたすいさんは、実際に京都市の地図を広げ、祠の位置と京都市各地のランドマークをチェック。すると、次々に該当する祠が見つかることに。
例えば「ジョウゴの祠」は五条通、「シハジョゴウの祠」は五条大橋、「キカクンの祠」は金閣寺、「キシノナの祠」は梨木神社、「マヤヒシカの祠」は東山といった感じです。
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また、すいさんは該当する祠を付箋で地図上にマーキング。ある程度の祠の位置関係が京都市内にうまいこと収まる結果になったと伝えています。
◆前作のインタビューで「フィールド作りは京都を参考にした」との発言も
前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の開発者インタビューでは、ディレクターの藤林秀麿氏から、フィールドのサイズ感として「京都の地形」を参考にしたと語られています。これは任天堂本社が京都にあり、通い慣れた地域だから距離感を考えやすいというのがあったそう。
『ティアキン』も基本的な地上フィールドは前作と同じ。すいさんの考察通り、祠の元ネタが京都市という可能性は十分ありえます。
本検証を通し、すいさんも「興奮がとまりませんでした」と驚いた様子。また、インサイドの取材に「祠の位置を実際の京都の地図に書き込むことで新たな発見があって大変面白かったです。こんな楽しみ方もできる素敵なゲームに出会えて嬉しいです」とコメントをいただいています。