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スマートフォン向け3DアクションRPG『エーテルゲイザー』が、本日5月23日にリリースされました。本作は、『アークナイツ』や『ブルーアーカイブ』を配信しているYostarの新作ということで、気になっている人も多いのではないでしょうか。
昨年10月にはクローズドβテストが行われていましたが、今回編集部ではリリース直前に本作をプレイする機会をいただいたので、そのインプレッションをお届けします。本稿では、爽快な「アクション」と魅力的な「キャラクター」といった2つの軸で『エーテルゲイザー』の特徴を紹介していきます。
▼世界観
かの厄災と呼ばれる争いによって旧世界が破壊されてから、200年以上もの時が流れた。
生き延びた者達はナノテクノロジーを用いて肉体と意識を切り離し、その意識を仮想ネットワーク「ガイア」に移すことで生命と文明を存続させる道を選んだ。
しかしある時を境に、ガイアに「ヴィスベイン」と呼ばれるモンスターが生まれ、人類が築き上げてきた文明を侵し、災害が頻発するようになった。
この未曾有の危機に対し、ガイアの自己診断プログラムは人を模した存在「モディファイア」を生み、対策を講じ始めた。やがて、モディファイアを中心に対ヴィスベイン組織「エーテルゲイザー」が正式に発足した。エーテルゲイザー第九部総務課の<アドミン>――あなたは、表向きは商社であるこの組織を通じて、モディファイア達を指揮し、人類を守る使命を背負うことになる。
(公式サイトより引用)
◆連携、連撃がクセになる爽快な「アクション」
本作は、モディファイアと呼ばれるキャラクターを三人一組で編成し、バトルに挑みます。「連携」×「連撃」で織り成す3Dアクションゲームというだけあって、「通常攻撃」「スキル」「奥義」「回避」を駆使しながら、敵を倒していくバトルには爽快感があります。
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「スキル」は3種類あり、モディファイアごとに異なる性能を持っています。例えば、最初にプレイできる「ベルダンディ」は、近接攻撃を得意とするキャラクターで「連撃」が特徴です。スキルIIとスキルIIIを使用すると「スキルIおよび派生スキルのクールダウンを完了する」といった効果があるため、即座にスキルIの発動が可能になります。
また、ベルダンディは「神気」というスキルリソースを持っており、通常攻撃が敵に命中すると神気がチャージされます。最大までたまるとスキルIIIが変化し、神気をすべて消費することで強力な広範囲攻撃を発動することができます。また、こちらもスキルIのクールダウンを完了する効果を持つため、コンボに組み込むことができます。
つまり、スキルIから始動して、スキルII→スキルI→スキルIII→スキルI→通常攻撃をしつつ神気をチャージ→変化したスキルIIIを発動→スキルIといった流れでスキルを回すことができるのです。
このスキル回しを繰り返しながら、奥義ゲージがたまるのを待ち、奥義へつなげていくというのがベルダンディのバトルスタイルになります。このように、うまくスキルをつなげて敵をなぎ倒していく爽快感は抜群です。
ただし、ボスキャラクターに対しては、雑魚敵と同じように攻撃し続けていればいいわけではありません。
◆使いこなしたい「ジャスト回避」
ボスキャラクターは攻撃が強力かつスキが少ないため、「回避」を使って攻撃を避ける必要があります。ベルダンディの場合はジャスト回避することで「時空演算」が発動し、フィールド上のすべての敵の動きが3秒間遅くなります。
「時空演算」中は敵を攻撃し放題なので、いかにジャスト回避を繰り返すかがボス戦(特に高難易度)では重要になるでしょう。ジャスト回避のコツは赤色の範囲で表示されるボスの強力な攻撃に合わせて回避することです。初見のボスは動きをよく見て攻撃パターンを覚える必要があります。
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ここまで、ベルダンディのバトルスタイルを紹介しましたが、『エーテルゲイザー』ではプレイするモディファイアによって、バトルのイメージがガラッと変わります。
様々なモディファイアがいるので、自分に合ったスタイルや好きなスタイルを探すのもよいと思います。細かい部分ですが、敵に攻撃がヒットしたときの感触もモディファイアごとに変わるので、ここも好みが分かれそうです。個人的に「ソベク」の攻撃は、ヒット時に“ガンッ”という重みがあって好きでした。
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ここでは参考までに、他のモディファイアのバトルスタイルをいくつか紹介します。
■ Sランク 震離 ツクヨミ
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「ツクヨミ」は雷属性の近接型。スキルI、スキルIIが命中した相手に「雷撃ノ印」を付与し、付与状態の敵にスキルIIIを当てると「雷撃ノ印」を解除しつつ、スキルIIIの第二の型、第三の型を発動できるようになります。第二の型、第三の型とつなげていくことで爽快感のある"連撃”を行えます。
また、稲妻のように消える回避モーションや、スピード感のある攻撃・演出となっているので、動かしていて楽しいという印象でした。
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■ Sランク 尋影 国常立
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「国常立」は忍刀とクナイを使う忍者。特殊なスキル構成を持っており、通常のスキルボタンの場所に「天氣」「地氣」というコマンドが配置されています。国常立は、この「天氣」「地氣」の組み合わせによって4種類のスキルを発動します。範囲攻撃を行ったり、雷、風、炎、物理といった違う属性の攻撃を出すことができるため、臨機応変に使えるキャラクターです。戦闘中はマスクをしているのがいいですね。
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■ Aランク 夜之寄生 ホズル
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「ホズル」は弓を使う遠距離型です。近接型とは違い、相手との距離を保ちながら戦えるので被弾が抑えられる点はメリットです。攻撃時にはレーザーのようなエフェクトが出るため、弓を撃ちまくるだけで、近接型に負けない爽快感があります。
奥義では飛び上がって強力な一発を放ちます。この動作は“とどめの一撃”感があってカッコいいです。
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アクションゲームは、スキル回しや爽快感も大事ですが、カッコいいと思えるエフェクトやポーズなど演出も欠かせませんよね。
このような個性あふれるモディファイアたちのスキルを全部把握するのは簡単ではありませんが、「個人訓練」というスキルの使い方を学ぶコンテンツが用意されているので、使い方がわからなくなるといった心配はありません。
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また、本作は一部のコントローラーに対応しているため、コントローラーでのプレイが可能です。キーコンフィグも細かく設定できますので、スマホでの操作が苦手という人は、コントローラーでのプレイをオススメします。筆者もスマホより、コントローラーのほうがやりやすかったです。
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◆フルボイス、フル3Dで描かれる魅力的な「キャラクター」たち
本作のもうひとつの特徴は魅力的な「キャラクター」です。まさに“Yostarらしさ”とでもいうべきか、個性あふれるキャラクターたちが用意されているので、必ず推しを見つけられることでしょう。
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キャラクターというのは、前述したモディファイアたちのこと。フルボイス、フル3Dで描かれているので、ストーリーやバトルシーンでは、思わず魅入ってしまうこともあります。
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また、3Dキャラクターを縦画面で鑑賞できる鑑賞モードも用意されているので、お気に入りのポーズをとってもらって、推しを眺めることもできます。
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衣装(ゲーム内ではスキン)も順次アップデートで追加されていくので、それぞれの衣装で3D鑑賞もしてみたいですね。
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◆服装から見る『エーテルゲイザー』
衣装といえば、本作のテックウェアのような服装は好きな人にはたまらないデザインのはず。筆者もミリタリー要素が入っていたり、メカメカしい服が好きなので、どのモディファイアたちも戦闘服がカッコいいです。
例えば、筆者が特にオススメしたいキャラクターは「震離・ツクヨミ」です。日本神話を元ネタにしていることもあってか、“和”とテック感が見事にマッチしており、右腕と左腕がアシンメトリーになっている点も非常に良いです。
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しかし、「ツクヨミ」はこれだけではないのです。
なんと「朔望・ツクヨミ」の服装もいいです。「震離・ツクヨミ」よりもシンプルではありつつもメカメカしさが増し、ところどころで光っているパープルのライトが素敵です。露出している肌もピンポイントなため、刺さる人には刺さるのではないでしょうか。
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同じような系統の服装だと「国常立」もオススメです。
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こういった要素は、プレイヤー同士で盛り上がれるようなポイントだと思いますので、みんなで3D鑑賞をしながら、「あれがいい、これがいい」と語り合いましょう。
◆編成はキャラで選ぶか、プレイスタイルで選ぶか
ここまで挙げてきたように、どのモディファイアも魅力的なので、編成の際にはキャラクター性で選ぶか、プレイの楽しさで選ぶか迷ってしまうと思います。
ただ、アクション部分で詳しくは触れませんでしたが、本作は特定のモディファイアを編成することで「連携奥義」という特別な奥義が使えます。例えば、ストーリー序盤で使用できるベルダンディ、前鬼坊天狗、ポセイドンは「トリオバースト」という連携奥義を使用できます。
連携奥義は演出も派手なので、もし特定のモディファイアが揃っていれば一度は使ってみたいですね。
連携奥義以外にも「連携」は本作でも重要な要素ですので、高難易度なコンテンツになればなるほど、どの3人を編成するかは真面目に考えなければいけなさそうです。
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以上、本作の特徴を「アクション」と「キャラクター」という2軸で見てきましたが、その他にも「アクセスキー」や「ファンクター」などの育成要素や、プレイスキルが求められるコンテンツ「歴戦連鎖」など、様々な要素があります。
まずは本稿で紹介した「アクション」や「キャラクター」といった要素に少しでも興味を持った方は、ぜひご自身の手で体験してみてください。
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