■8周年記念で、「U-オルガマリー」実装に期待が集まる

何人かを選外とさせていただきましたが、ここからは筆者的に可能性があると考えている候補を選出します。タイミングや人気、またサーヴァント化が望まれている声などもあり、かなり見込みが高そうなのは、やはり「U-オルガマリー」でしょう。
『FGO』の主人公が、右も左も分からないまま人理修復の戦いに放り出され、その旅路の中で何度も無力感を噛みしめました。その中で、一番最初に“救えなかった”当時の所長こと「オルガマリー・アニムスフィア」。そんな彼女の姿を持ち、ほのかな繋がりも感じさせるU-オルガマリーに、期待が集まらないわけがありません。実際にSNSなどでも、彼女を予想する声が多数飛び交っています。

しかも、U-オルガマリーが本格的に活躍した第2部7章「黄金樹海紀行ナウイミクトラン 惑星を統べるもの」は、昨年末~今年にかけて登場。U-オルガマリーと深く関わってから初めて迎える周年の節目なので、実装の候補に挙がるのも至極当然です。
敢えて難点があるとすれば、メインシナリオにおける彼女の現状が不透明なので、もう少し展開があってから実装された方がすっきりとします。また、近年の周年記念サーヴァントは予想とは大きく異なる傾向にあるため、ド本命とも言えるU-オルガマリーゆえに外してくるかもしれません。

期待の大きさ、そして長年にわたる要望といえば、「安倍晴明」も外せません。その存在は長く噂になっていましたが、第2部 第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」では直接姿を見せないものの、キーマンのひとりとして活躍。タイミング的には唐突感もややありますが、待ち望む人が多いため十分考えられます。
また、動画「【奏章】-Ordeal Call- PV」に、2人の人物が登場しました。そのうち、「ビーマ」が「奏章I」で実装。残り2人が、それぞれ「奏章II」と「奏章III」に登場する見通しです。
ビーマの流れで考えれば、実装は各奏章の開幕に合わせる可能性が高めですが、「アルトリア・キャスター」のような前倒し枠として、ふたりのいずれかが周年記念で実装される可能性もゼロではありません。

いわゆる順当な、もしくはこれまでの経緯を踏まえた予想という線では、以上の面々が個人的にあり得そうだと見ています。
しかし前述した通り、周年サーヴァントはユーザーの予想を大きく超えてくる可能性も少なくありません。続けて、少し視野を変えた予想もお届けします。