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「すごい」「天才が作った」―文字だけで表現された世界で魔龍討伐を目指すシン・テキストADV『文字遊戯』の謎解きと演出に心が震える!

文字だけの世界で表現されたADV『文字遊戯』の謎解きと演出に脱帽!

ゲーム Steam
「すごい」「天才が作った」―文字だけで表現された世界で魔龍討伐を目指すシン・テキストADV『文字遊戯』の謎解きと演出に心が震える!
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最近YouTubeの実況者から注目を集めているゲームがあります。それが台湾のゲームスタジオ「Team9」の開発したシン・テキストADV『文字遊戯』。日本でのパブリッシャーはフライハイワークスが担当しています。

本作は文字によって表現された世界を舞台に、勇者の「我」(わたし)が魔竜の討伐を目指すアドベンチャーゲームです。繁体字版は既にリリースされていますが、待望の日本語版発売は2024年を予定しており、現在はSteamで第零章として体験版が配信されています。

のばまんさんやジャック・オ・蘭たんさんなど人気ストリーマーなどからも高い注目を集めており、「すごい」「天才が作っとる」などと絶賛されている本作。繁体字版のSteamレビューでは「非常に好評」となっており、その評価の高さが伺えます。

筆者も早速プレイしてみたのですが、文字で構成された世界というのを生かしたギミックや描写などに驚愕。即座に希望目録(ウィッシュリスト)に登録をしました。

というわけで、本稿では『文字遊戯』のシン・テキストADVとはどのような内容なのか、ご紹介していきます。

◆これは思いつかなかった!他に類のないアドベンチャー作品

作品全体を文字のみで構成しているゲーム『文字遊戯』。他に類似するタイトルが思いつかないので表現も難しいのですが、感覚としてはパズルゲームに近いと思います。

参考にゲーム再序盤の画面を見てみましょう。こちらでは文章が出終わると「我」が動かせるようになります。しかし画面の端に行っても進むことはできません。そこで「門」の文字に近づいてみましょう。

すると、この「門」がそのまま出口になって新しい所に行けるようになりました。このように、本作では出てくる文字を吟味して行動するのが重要となります。

さらにストーリーを進めていくと、文字を「斬る」ことで文章の意味を変え敵を倒したり、新たな文字を繋げて牢屋から脱出したり、といったさまざまな謎解きが用意されています。

◆文字だけの世界とは思えない豊かな演出

このアイディアだけでも十二分に面白いのですが、本作の魅力はそれだけに留まりません。それが冒険の随所に現れる様々な演出です。

例えば地下深くに落ちて意識を取り戻した場面では、文字絵で瞳を開ける描写がされます。これにより文字だけの世界であるにも関わらず、状況を雄弁に理解できます。

さらにギミックが解けた際の演出は、短いながらその気持ちの良い効果音と鮮やかなエフェクトによって効果的に表現されており、謎が解けた爽快感を強く味わえるようになっています。

このシンプルでわかりやすい表現は、ファミコン時代の『ドラクエ』のような、古いRPGも思い起こさせます。それだけに幅広い層のプレイヤーが楽しめることでしょう。

◆他のゲームにはない没入感を楽しんで!

『文字遊戯』における最大の魅力はその没入感の高さだと筆者は考えます。文字を動かしたり変化させたりして謎解きをするだけに、本作はゲームの端々まで注意を向けなければなりません。中には物を調べたときに主人公がつぶやく言葉や、囚人たちが漏らす会話文にも、謎解きの「鍵」が隠されているのです。

しかし、その分キャラのセリフなども一言一言読み込むことになり、本作に対する理解と愛情が深まっていきます。さらに体験版のラストに待ち受ける驚きの結末と、吟遊詩人の力強い宣言にはすっかり心を鷲掴みされてしまいました。

もともと繁体字で表現されたゲームだけに、本作のローカライズを担当するフライハイワークスは相当の苦労があるでしょう。

しかし一プレイヤーとして言わせていただくと、ここまで心を震わされる作品は本当に貴重だと思います。完成時には四千三百九十七番目の勇者として戦う覚悟はできていますので、完全版を待ちたいところです……!



《鈴木伊玖馬》

ゲームと乗り物の記事を書いてる 鈴木伊玖馬

名古屋県生まれ。幼少期に『スターフォックス64』でゲームにハマり、学生時代に『CoD:MW』でFPSにハマり、そのままゲームから卒業できず今に至る。ここ数年でRPGにも手を出し、最近『ドラクエ6』をクリアした。中日ファン、犬派、後ゲームはオフラインでやるタイプ。デカい航空機にはロマンを感じる。

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