
来年1月25日発売のカプコン『逆転裁判』シリーズ新作タイトル、『逆転裁判456 王泥喜セレクション』。東京ゲームショウ2023にて、その試遊ブースが設けられていました。
この作品はその名の通り、「王泥喜法介」が登場するシリーズ作品『4』『5』『6』をまとめて収録したもの。「成歩堂龍一」に代わる主人公として現れたオドロキくんの活躍を振り変えることができます。今回、筆者もこの試遊を体験してきたので、読者の皆様にその一部をお伝えしたいと思います。
◆オドロキくんのデビュー戦

今回の試遊では全ての収録ナンバーをプレイすることができなかったため、オドロキくんデビュー作である『4』を選択。失踪したナルホドに変わって、発声もままならない新人弁護士のオドロキくんが法廷に現れました。
彼、普段は前髪がかっこよく逆立ってるのですが、この日ばかりはそれがヘナヘナに。おいおい、しっかりしてくれよオドロキくん。シャキッとしろシャキッと!!

オドロキくんの法廷デビュー戦の相手は、「ミスター・チュートリアル」「法曹界の富井副部長」こと亜内武文。いやー、相変わらずイヤミったらしい風貌のオッサンだわ! てか、このオッサン所帯持ってるんですよね? こんなのが嫁もらったのに、どうして38歳の筆者が未だ独身なんだ畜生!

……話は逸れましたが、そんな筆者の怒りを沈めてくれたのがサイバンチョ。この威厳、この風格、いつもながら堂々としています。安定感がありますね。
◆ちょいワルになったナルホド

さて、オドロキくんのデビュー戦……というより、初めて手掛ける事件の裁判はロシア料理レストラン『ボルハチ』で発生した殺人事件。
このレストランの小部屋で殺された男性は、どうやらポーカーをしていた最中のようです。そして被疑者の名は……何と成歩堂龍一!

落ちぶれて容姿までガラリと変わってしまったナルホド。てか、出るゲーム間違えてるんじゃねぇか? というくらいのちょいワルに変化しています。
今回、筆者はニンテンドースイッチ版でプレイしましたが、それ以外にもPlayStation 4、Xbox One、Windows、Steamに対応することが決まっています。また、言語は日本語以外にも英語・フランス語・ドイツ語・韓国語・繁体字・簡体字での表示が可能。『逆転裁判』がグローバルなシリーズになりましたよ!
◆「ストーリーモード」も実装!

また、『逆転裁判456 王泥喜セレクション』には「ストーリーモード」という機能も用意されています。
これは文字送り、選択などを完全自動化し、ストーリーだけを楽しむための機能。謎を自分自身で解くのではなく、ミステリー小説を読む感覚でゲームを進めるモードというわけです。しかもこれ、いつでもONとOFFの切り替えができます。おおっ、これはいいぞ!
そんな『逆転裁判456 王泥喜セレクション』は、2024年1月25日に発売予定です。