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国内外で人気絶頂といっても過言ではない『ポケモンカードゲーム』はどのように創られているのか、その一部がイギリスメディア「The Guardian」のインタビューで明かされています。
◆プロは雇わない?1日に28試合もプレイしている?など気になることが盛りだくさん
このインタビューでは、『ポケモンカードゲーム』を開発する「クリーチャーズ」のゲームディレクターの長島敦氏やこばやしこうへい氏が開発の裏側を語っています。
気になるトピックとして、『ポケカ』の新たなカードパックの開発には1年もの時間が費やされるとのこと。そのなかで注目に値するカードの絵柄については240名以上のアーティストがこれまで関わってきたことが明かされています。
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また、カードゲームはデジタルゲームと異なり、一度リリースするとパッチなどでカードの内容を変更することはできません。重要なゲームバランスを左右するテストプレイには通常1ヶ月~2ヶ月かかり、18名のテスターが1時間に4試合、それを一日7時間(つまり28試合)もの戦いを繰り広げるそうです。
そのほか、公式番組などにも登場するこばやしこうへい氏は、プロプレイヤーを開発にスカウトすることは絶対ないと話しています。強い選手は競技をすることで輝いているから、そのまま競技を続けて欲しいという思いがあるそうです。
そのほかインタビューでは、アートスタイルの作成方法やコレクターの存在に対する思いなどが明かされています。全文はThe Guardian(英語)をご確認ください。