2023年11月24日(金)からHoYoverseの新作アクションゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』から第2回目となるCBT「吸音テスト」を実施中です。テストに当選された方もそうではない方も、そのクオリティの高さがSNSでは話題になっているのはご存知かもしれません。
筆者も別メディア(なんとかウィズさん)でプレイレポートを執筆すべく、ゲームをプレイさせて貰ったのですが、正直舐めていました。『原神』『崩壊:スターレイル』以上に入りやすい世界観とシナリオなので、今から最高に楽しみです。
インサイドの姉妹サイト『Game*Spark』では、同作のプレイレポートが公開中です。まだゲームの詳細をチェックできていないという方は、ぜひご覧ください。さて、今週も日本未上陸のゲームアプリを3つピックアップしていきましょう。
※本稿では、システム上の関係で簡体字で表記すべき部分もすべて繁体字に置換しています。
◆ 『Cat Fantasy(貓之城)』
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中国では既にサービスが開始している『Cat Fantasy(貓之城)』。本作は12月12日から台湾にて正式サービスが開始される予定のRPGです。
察しの良い人はタイトルだけで勘付くと思われますが、「猫」を美少女に擬人化するという、超王道の萌え属性をテーマにしています。
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しかし、本作はただ猫を擬人化しただけのRPGというわけでもありません。猫と戯れたり、“サイバーパンクな世界”で猫カフェらしきお店を経営したり、ゲーム中に“猫を操作してフィールドを探索”したりするといった要素なども備わるようです。
また、猫耳美少女が登場する作品の多くは「亜人種」のような一種族として描かれるケースがほとんどです。その点本作に関していえば、むしろ猫耳美少女たちが主役として活躍する作品といえます。猫耳美少女に萌えを感じるユーザーにとって、本作のようなゲームは桃源郷ともいうべきかもしれません。
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公式YouTubeチャンネルでは、12日の正式サービス開始を記念して、猫が気ままに過ごすだけの様子を24時間垂れ流し続ける狂気のライブ放送が行われていました。ちなみに当時本ライブを視聴していたのは筆者だけのようです。
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本作は日本人声優の積極的な起用や、美少女キャラクターの雰囲気づくりに関してもこだわりを感じられるタイトルです。特に“猫耳×美少女”の王道過ぎる組み合わせなんて外れるはずがありません。
そして先日、何故か日本の人気音楽ユニット「GARNiDELiA」とのコラボソングまで発表されました。コラボ企画はともあれ、曲そのものはキャッチーで中毒性の高い楽曲なので一聴の価値ありです。
◆ 『忘却前夜 Morimens』
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『忘却前夜 Morimens』は、11月30日に台湾でサービスを開始した新作タイトルで、中世ヨーロッパの街並みがゴシックホラー的な空気を漂わすダークファンタジーです。舞台は霧に包まれたイギリスであり、公開中のキービジュアルからは“クトゥルフ神話”を想起させる不気味さが印象的です。
作中では「融蝕」と呼ばれる災厄に遭った人々が、狂気に侵され死を迎えると、この世界に存在していたあらゆる痕跡が消え去り、さらに人々からも忘れ去られてしまうという、かなりシリアスな世界観が描かれています。
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ゲーム的にはローグライト要素を取り入れたカードバトル主体のRPGで、戦略性が高いと評判でした。なお、台湾で正式リリースされると、「App Store」のランキング上位に登場しています。
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また、公式か非公式かは定かではありませんが、X(Twitter)にて本作の日本語版アカウントと思わしきものがしれっと登場していました。ファンが運用予定の個人アカウントの可能性があるので、本稿ではあえて詳しく紹介しませんが、今後の動きには要注目です。
◆ 『雷電:覚醒』
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かつてセイブ開発が手掛けたアーケードシューティングゲーム『雷電』の名前はご存知でしょうか。長年に渡って数多くシューティングゲームファンたちに愛さ続けている人気シリーズです。
12月5日からベータテストが実施予定の『雷電:覚醒』は、そんな名作シリーズの最新作。本作は過去シリーズのリメイク版らしく、ゲーム内容からグラフィックス、サウンドといったあらゆる要素を全面的にアップグレードしているとのことです。
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本シリーズは日本のみならず、中国でも弾幕シューティングゲームの名作として親しまれています。biliblilやTapTapのコメント欄では本作に期待を寄せる声はもちろん、過去作の思い出を語るユーザーから、過去作とリメイク版を比較して愛あるダメ出しをするユーザーなど、熱量高めのファンたちで賑わいを見せていました。
直近のハイクオリティな新作アプリのように、多数のプレイヤーたちから注目されているわけではありませんが、それでも“『雷電』シリーズの新作が遊べる”事実に、マニアたちは興奮を隠し切れていないように思えます。
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