一見普通の空間に潜む「異変」を見つけ、回避するという独特の要素で一躍話題の短編ウォーキングシミュレーター『8番出口』。その人気に便乗せんとする困った「異変」が現実でも起きているようです。
「異変」まみれのアプリストアにご用心
現在AppストアにてiOS向けアプリとして配信されている『8番出口 - 通路からの脱出』が『8番出口』の名前を騙る詐欺アプリであると作者のコタケノトケケ氏より注意喚起されています。『8番出口』は現時点でPC(Steam)でのみプレイ可能です。
Appストアのページでは黄色地に黒文字の特徴的なアイコンや、明らかに本家『8番出口』の物と思われるスクリーンショットが使用され一見本物に見えますが、説明文や改変された名前、そしてパブリッシャー名など偽物であることを物語る「異変」もちらほら。レビューには「詐欺アプリ」「偽物」との声が集まり、評価も星2つとなっています。
話題作には付き物の「偽」情報

一方で本家の人気の高さ故に、執筆時点でストア内アドベンチャージャンルランキングで4位に位置するなどまだまだ騙されてしまうユーザーは多い様子。過去には『スイカゲーム』の非公式アプリ版やボディカムFPS『Unrecord』の偽広告が出回るなど、話題作には付き物となってしまう偽物の乱立ですが、情報の「異変」に気づきその頒布に加担しないよう気を付けましょう。