■スイッチ『深世海 Into the Depths』 995円(eショップ):3月25日まで
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』はスクウェア・エニックスが低価格帯に挑んだADVでしたが、この『深世海 Into the Depths』はカプコンによる海底探索アクションです。元々の価格も1,990円とかなり抑えめでしたが、今回50%OFFの995円になっています。
ゲーム性を大まかに説明すると2Dアクションのジャンルに含まれますが、その舞台はタイトルにある通りの深海。しかも、海中に広がる凍結から逃れるべく、未開の深海へと潜り続けるサバイバルな作品に仕上がっています。
動きが鈍くなる海中が舞台なので、アクションにありがちなハイスピードとは無縁。しかし、ライフラインでもある酸素を使用するブーストを使うアクションがあるので行動範囲は広く、また繊細なコントローラーさばきも欠かせません。
その独特なプレイ感、凍結に追われる緊張、グラフィックと展開で綴るストーリーラインなど、いずれも一般的なアクションゲームとは異なっており、個性に溢れる一作です。
■スイッチ『OPUS』シリーズ:3月16日まで
大手だけでなく、インディー作品にも良質でお買い得なセールタイトルはいくつもあります。まずお勧めしたいのが、『OPUS 地球計画』から始まった『OPUS』シリーズです。
数十万年もの時間が経った未来では、「地球」はすでに忘れ去られ、神話にも等しい存在になっていました。そんな「地球」を見つけるため、小さなロボットが奮闘する『OPUS 地球計画』は、シンプルなのに想像力を大いに刺激するゲームになっており、ささやかでとても美しい物語を作り上げました。
そして『OPUS 魂の架け橋』では、終末が近づく最中にロケットの打ち上げを目指し、『OPUS 星歌の響き -Full Bloom Edition-』では星と時空を超えた物語を描くなど、壮大な世界とそこに生きる誰かに焦点を当て続けてきた『OPUS』シリーズ。価格も発売時期も異なるのでセール価格もまちまちですが、この機会に遊んでみてはいかがでしょうか。
・スイッチ『OPUS 地球計画』:325円
・スイッチ『OPUS 魂の架け橋』:649円
・スイッチ『OPUS 星歌の響き -Full Bloom Edition-』:1,742円
■スイッチ『OU』 1,200円(eショップ):3月26日まで
今回紹介する最後のタイトルは、今回初の50%OFFとなった『OU』(1,200円)です。本作は、まるで絵本のような良質なグラフィックで、謎に満ちた世界と物語を雄弁に綴ります。
本作は一本の長尺なADVではなく、周回してプレイを繰り返し、様々な結末を辿りながら物語の深みへと近づく作品です。ゲームの形をした「何か」、と公式が発しているメッセージの真意は、プレイした人だけが実感できるご褒美といえます。この類まれな体験を、お手頃な価格でお楽しみください。
※全て税込み表記のセール価格です。