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『モンハンP2G』ナルガクルガは“即用意”された?開発期間は10ヶ月くらい…20周年記念番組で語られる開発秘話が面白いーテストプレイでは辻本Pが「ガウシカ」にボコられる

「モンスターハンター20周年記念 スペシャル番組!! Supported by ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」ではさまざまな開発秘話が語られています。

ゲーム コミュニティ

カプコンは3月12日(火)、「モンスターハンター20周年記念 スペシャル番組!! Supported by ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を配信。番組では『ストリートファイター6』とのゲーム内コラボや、SEIKOとのコラボウォッチなどが発表されたほか、シリーズのプロデューサー・辻本良三氏をはじめとする開発陣による、シリーズの過去作を振り返る開発者対談が行われました。

シリーズ屈指の人気作品『モンスターハンターポータブル』シリーズに関する話題では、ナルガクルガの開発裏話や、テストプレイでの面白エピソードなどが語られています。

◆『モンハンP2G』の実質的な開発期間はわずか10ヶ月



『モンスターハンター』シリーズの携帯機展開であり、スマッシュヒットを記録した『モンスターハンターポータブル 2nd G(以下、モンハンP2G)』については、コンセプト企画書が完成したのが2007年4月25日だったとのこと。発売は2008年3月27日であり、実質的な開発期間はわずか10ヶ月でした。これはシリーズ作品で最も短いものであると辻本Pは語ります。

『モンハンP2G』は『モンスターハンター 2nd(以下、モンハン2nd)』にG級やオトモアイルーなどの要素を追加したアップグレード版であったとはいえ、脅威のスピード感です(とはいえ、シリーズを通じてナンバリングから『G』シリーズへの発売スパンとしてはおよそ1年であることが一般的)。

スピード感といえば、『モンハンP2G』の看板モンスターであるナルガクルガ。こちらについても「速いティガレックスを作ろう」と“即用意”されたものであり、ダークヒーローのような変化球的モンスターだったと語られています。

なお、『モンハン2nd』では辻本Pがテストプレイをした際には、どこまでも追いかけてくる「超強いガウシカ」がいたようで、最終的に丘の上から撃ちおろすような形になったそうです。ちょっと戦ってみたい気もする。


番組ではこのほかにも初代からその後の作品に至るまでの開発経緯や裏話が語られています。気になる方はチェックしてみましょう。



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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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