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選手にチート(不正行為)が付与される被害が発生した『Apex Legends』の国際大会(ALGS:Apex Legends Global Series)が、事前告知なくひっそりと開催。当時被害に遭ったImperialHal選手率いるTSMが優勝を収めました。選手たちがXにて報告しています。
◆大会中に選手にチートされる前代未聞の事件
チート付与被害は、日本時間3月18日の未明に行われた、国際大会への出場権をかけた北米地域予選の決勝戦にて発生。DarkZero EsportsのGenburten選手とTSMのImperialHal選手に、フィールド上にいる敵の位置が表示される(いわゆるウォールハック)チートや、全く別の方向にいる敵に弾があたる(ホーミング)のようなチートが付与されてしまったというもの。これを受けて大会は中断となり、延期とされていました。
2日後の3月20日には、開発元であるRespawn Entertainmentが複数回にかけてセキュリティアップデートを実施すると発表し、その第一弾を配信しました。
◆SNSなどで事前に告知なくひっそり開催
そして3月26日、この試合の「やり直し」となる試合が実施。ただしこの試合はSNSなどで事前に告知されず、ひっそりと行われたようです。当時ハッキングの被害に遭ったImperialHal選手がリーダーを務めるTSMが優勝しました。
ImperialHal選手などの報告によると、リアルタイムでの配信はなかったものの、試合の模様は明日公式配信にて放送されるとのこと。
TSMをはじめとしたこの試合の上位チームや、日本のFNATICやRiddleが出場する国際大会「ALGS 2024 Split 1 Playoffs」は5月2日~5日にかけてアメリカ・ロサンゼルスで開催されます。