任天堂は自社サイトにて「任天堂の人材に対する考え方」を公開しました。
私たちは「娯楽を通じて人々を笑顔にする会社」
サイトでは、経営方針から解説が始まり同社は「娯楽を通じて人々を笑顔にする会社」として、どなたにでも直感的に楽しんでいただける「任天堂独自の遊び」を提供することを目指しているとしています。
続いて、任天堂独自の遊び体験を実現するためにハード・ソフト一体型のゲーム専用機ビジネスを経営の中核に置いていることや、どのような娯楽でも「いつかは必ず飽きられてしまう」という考えのもと、人々を笑顔にするために独創的な商品やサービスを提供することが明記されています。これら独創的な商品やサービスを提供する能力について、同社は数字だけで計ることはできないと語り、同社独自の価値観である「任天堂DNA」を重要視しているとしています。
この「任天堂DNA」は独創性・柔軟性・誠実さをもとに構成されており仕事を通じて社員一人ひとりの成長を最大限に促せるよう、 さまざまな人事施策を取り入れています。また、人事制度だけでなくチームでの協働を促進できるよう環境づくりも進めています。
任天堂株式会社（日本）の取り組み内容
また任天堂株式会社（日本）での取り組みについてもサイトで発表しており、それによると同社は1年に1回「個人の能力発揮」「チームでの協働」「上司への信頼」の観点からアンケートを実施。良くない兆候があれば改善へ向かうように働きかけを行なうなど、結果をもとにした人事施策が行われているとのことです。サイトに公開された表では、社員が自身の仕事の取組みや課題の達成度を具体的に考えて自己評価を行なうことと、上司からフィードバックされる評価結果と自己評価のギャップなどを理解することで、社員の能力開発につなげることや、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向、性自認などに関わらず人材採用を行っていること、独創的な娯楽をつくるため、また社員の成長のためには顔を合わせて密度の高いコミュニケーションをとることが効果的だとして、原則出社の方針を掲げていることがわかります。
このほか、任天堂は「人材の育成・開発」ページを更新し、こちらでは任天堂米国、欧州任天堂、任天堂オーストラリアの取り組みについても触れています。
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