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ホロライブ最大のイベントで5回目の全体ライブ!新たな試みが楽しかった全4公演をメンバーたちが振り返る【「hololive 5th fes.Capture the Moment」イベントレポート】

2024年3月16日・17日にホロライブ最大のリアル展示イベント「hololive SUPER EXPO 2024」と、5回目となる全体ライブ「hololive 5th fes. Capture the Moment」が開催されました。本稿ではその全体ライブについて全4公演を一挙レビューします!

配信者 VTuber
(C) 2016 COVER Corp.
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◆一日限りのスペシャルライブ「HoneyWorks stage」

DAY2の昼の部で実施された「HoneyWorks stage」は、HoneyWorksとホロライブのコラボから誕生したステージです。

昨年開催された「hololive SUPER EXPO 2023」では、DECO*27さんとホロライブがタッグを組んだ「holo*27」のステージが行われ、初のコラボライブを実施しました。今年はHoneyWorksとのコラボステージとして、1stアルバム「ほろはにヶ丘高校」収録曲やカバー曲をホロライブのタレントたちがステージで披露します。

現在のところこのプロジェクトに関するリアルライブはこれが唯一のもの。プロジェクトで制作されたオリジナル楽曲も初の客前披露です。

トップバッターを務めるのは「ファンサ」を披露した白上フブキさん、夏色まつりさん、不知火フレアさん、白銀ノエルさん。5thフェスでは全体衣装でステージに挑んだホロライブメンバーですが、「HoneyWorks stage」はスペシャルステージということで通常衣装での出演に。女性VTuberの間では鉄板の楽曲でまずは客席を暖めます。

▲戌神ころねさんのオリジナル曲「かわいこちぇっく!」
▲姫森ルーナさん、猫又おかゆさんのオリジナル曲「アイドル十ヶ条」

続く楽曲は戌神ころねさんの「かわいこちぇっく!」。HoneyWorksが音楽面とクリエイティブ面でホロライブメンバーを総合プロデュースする企画らしく、このオリジナル曲はころねさんのしっぽにフォーカスした楽曲となっており、しっぽをふりふりする振り付けも愛らしいパフォーマンスとなっていました。

3曲目の「シス×ラブ」は、クレイジー・オリーさんとアーニャ・メルフィッサさんのカバー曲。日本語がうまいオリーさんとアーニャさんらしく、語りかけるような歌詞やセリフのやり取りも個性が出ていてとてもキュートでした。

4曲目の「アイドル十ヶ条」は猫又おかゆさんと姫森ルーナさんのオリジナル曲となっており、アイドルに必要な十ケ条をテーマに、おかゆさんとルーナさんの名前入りの歌詞がコラボらしい楽曲となっています。

▲猫又おかゆさん、宝鐘マリンさん、ラプラス・ダークネスさん、桃鈴ねねさん、ロボ子さん、博衣こよりさん、パヴォリア・レイネさん、セレス・ファウナさん、癒月ちょこさん、アキ・ローゼンタールさんの「可愛くてごめん」
▲百鬼あやめさんのオリジナル曲「うたげ☆独壇場!」

その後も桃鈴ねねさんの元気がはじけた「同担☆拒否」、総勢10名のホロライブメンバーが華やかにステージを彩る「可愛くてごめん」を披露。

百鬼あやめさんによるオリジナル曲「うたげ☆独壇場!」は、あやめさんが「めっちゃ会場盛り上がるだろうな」と思っていた通りの盛り上がりに。あやめさんのファンも事前にコールを練習していたそうで、あやめさんも大満足のステージになりました。

続くムーナ・ホシノヴァさんのカバー曲「決戦スピリット」も「HoneyWorks stage」ならではのポップでキュートな楽曲。「We Are」や「Winner」のコーラスで紫色のペンライトが突き上げられます。

そして9曲目の「Tokyo Wabi-Sabi Lullaby」では「がうる・ぐら」さんの歌声にあわせて花火の演出が施され、しっとりとした楽曲を幻想的に彩りました。

▲がうる・ぐらさんのオリジナル曲「Tokyo Wabi-Sabi Lullaby」
▲ハコス・ベールズさんのオリジナル曲「パクパク成敗」

10曲目は大空スバルさんと天音かなたさんのカバー曲「東京サマーセッション」。そこからハコス・ベールズさんのオリジナル曲「パクパク成敗」、こぼ・かなえるさんと小鳥遊キアラさんのオリジナル曲「1日ヒーロー」へと続き、「さくらみこ」さんのカバー曲「motto☆いちごオレ」へ。

「motto☆いちごオレ」は変身ヒーローを思わせる楽曲ということで、巫女服姿の「さくらみこ」さんはさながら戦う魔法少女! 舌足らずのボイスと相まって自然すぎるほど自然な世界観を表現していました。

▲小鳥遊キアラさん、こぼ・かなえるさんのオリジナル曲「1日ヒーロー」
▲紫咲シオンさんのオリジナル曲「リア充★撲滅運動」

さらに紫咲シオンさんの「リア充★撲滅運動」、獅白ぼたんさん&尾丸ポルカさんによる「大嫌いなはずだった。」、AZKiさん&大神ミオさん&雪花ラミィさんの「センパイ。」に続いて兎田ぺこらさんと宝鐘マリンさんが「ブライダルドリーム」で客席を盛り上げます。

「ブライダルドリーム」は兎田ぺこらさんと宝鐘マリンさんのウェディングドレス姿が話題になった一曲で、ライブでは掛け声を上げやすい楽曲に。会場ではサビのひとつひとつで客席からレスポンスがあり、赤と水色のペンライトがいっそう激しく振られていました。

▲宝鐘マリンさん、兎田ぺこらさんのオリジナル曲「ブライダルドリーム」
▲沙花叉クロヱさん、鷹嶺ルイさん、ラプラス・ダークネスさん、博衣こよりさん、風真いろはさんのオリジナル曲「アウトサイダー計画」

本公演のラストスパートは、ラプラス・ダークネスさん、鷹嶺ルイさん、博衣こよりさん、風真いろはさん、沙花叉クロヱさんの5名によるオリジナル曲「アウトサイダー計画」ではじまり、角巻わためさん&常闇トワさんのカバー曲「イノコリ先生」、「ホロライブ・サマー2023」のテーマ曲「青春アーカイブ」へ。

そしてときのそらさんのカバー曲「誇り高きアイドル」と、星街すいせいさんのオリジナル曲「教室に青」ですべての演目を終了しました。

「誇り高きアイドル」は、まさに「ときのそら」さんにピッタリとしか言いようがない楽曲。ブレずに一本の道を突き進み、気づけばその周囲に人の山ができている。そらさんがこの楽曲をカバーしたことにさまざまな想いを抱いた人も多かったのではないでしょうか。

その一方で、この「HoneyWorks stage」を終えると同時に迷いを強くするホロライブメンバーもいました。風真いろはさんです。

▲星街すいせいさんのオリジナル曲「教室に青」
▲ときのそらさんの「誇り高きアイドル」

いろはさんは本公演に挑むにあたり色々と悩んだそうです。

任された責任をまっとうするには今以上にレッスンをがんばらないといけない。しかしその分、配信の時間が減りファンに申し訳が立たない。それは本末転倒ではないか? 自分の選択が間違っているのではないか?と。

そして「HoneyWorks stage」を終えた後に残る「ファンは本当に楽しめただろうか?」という不安。「がんばれます」と口では言いつつも挫けそうになったのは事実で、感想配信では涙ながらにその本心を吐露していました。そんな時にいろはさんが目の当たりにしたのが、全4公演の最後を飾るstage3で披露されたとある楽曲だったそうです。

次の章では、今回のイベントでもっとも話題になった出来事であり、いろはさんを立ち直らせた楽曲を紹介します。

【[ DAY2 ] HoneyWorks stageセットリスト】

01.ファンサ……白上フブキ、夏色まつり、不知火フレア、白銀ノエル

02.かわいこちぇっく!……戌神ころね

03.シス×ラブ……クレイジー・オリー、アーニャ・メルフィッサ

04.アイドル十ヶ条……猫又おかゆ、姫森ルーナ

05.同担☆拒否……桃鈴ねね

06.可愛くてごめん……ロボ子さん、アキ・ローゼンタール、癒月ちょこ、猫又おかゆ、宝鐘マリン、桃鈴ねね、ラプラス・ダークネス、博衣こより、パヴォリア・レイネ、セレス・ファウナ

07.うたげ☆独壇場!……百鬼あやめ

08.決戦スピリット……ムーナ・ホシノヴァ

09. Tokyo Wabi-Sabi Lullaby……がうる・ぐら

10.東京サマーセッション……大空スバル、天音かなた

11.パクパク成敗……ハコス・ベールズ

12.1日ヒーロー……こぼ・かなえる、小鳥遊キアラ

13.motto☆いちごオレ……さくらみこ

14.リア充★撲滅運動……紫咲シオン

15.大嫌いなはずだった。……獅白ぼたん、尾丸ポルカ

16.センパイ。……AZKi、大神ミオ、雪花ラミィ

17.ブライダルドリーム……兎田ぺこら、宝鐘マリン

18.アウトサイダー計画……ラプラス・ダークネス、鷹嶺ルイ、博衣こより、風真いろは、沙花叉クロヱ

19.イノコリ先生……角巻わため、常闇トワ

20.青春アーカイブ……ときのそら、星街すいせい、白上フブキ、湊あくあ、天音かなた、ムーナ・ホシノヴァ、アイラニ・イオフィフティーン、小鳥遊キアラ、がうる・ぐら

21.誇り高きアイドル……ときのそら

22.教室に青……星街すいせい


《気賀沢昌志》
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