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2年前の今日(4月23日)、『VALORANT』の国際大会「VALORANT Champions Tour 2022: Stage 1 Masters - Reykjavík(以下、VCT 2022 Masters レイキャビク)」にて、日本チーム「ZETA DIVISION」が「Paper Rex(PRX)」に勝利。世界ベスト3という快挙を成し遂げました。
◆国内FPSシーンに残る歴史的快挙
この日まで、日本チームは『VALORANT』の国際大会にて「Crazy Raccoon」と「ZETA DIVISION」がたびたび出場していたものの、グループステージで敗退していました。
「VCT 2022 Masters レイキャビク」においても、ZETA DIVISIONは初戦で韓国「DRX」に対しマップスコア2-0で敗北。ラウンドスコアは1stマップ:アイスボックス13-2、2ndマップ:ヘイヴン13-3と大敗と言っても過言ではない結果であり、グループステージ突破は難しいかと思われました。
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しかし、続くFnatic戦ではチェンバーを操るLaz選手のACEが飛び出すなど快調な試合運びで勝利。その後Ninjas in Pyjamas(NIP)戦では、3rdマップ:フラクチャーでNIPにマッチポイントを先に奪われるも、怒濤の巻き返しでオーバータイムへ持ち越し大逆転勝利を収め、グループステージを突破しました。
プレイオフでは初戦でG2 Esportsに敗れLower Bracketにまわったものの、Team Liquid、初戦で大敗を喫したDRX、PRXと強豪チームをなぎ倒し、ベスト3以上が確定するところまで進出。これまでFPSチームゲームにおいてはなかなか勝利があげられなかった日本から、世界的なチームが生まれた瞬間でした。
これまで期待値の低かったチームのシンデレラストーリーは世界から注目を集め、チームボイチャットで選手が叫ぶ「NICE!」という声がミーム化したり、イカツイビジュアルのXQQコーチがまるでマフィアのようだと国内外で話題を集めたりと、大きな話題を集めました。
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続く、Lower Bracket FinalではOpTic Gamingに破れベスト3が確定。Laz選手は当時OpTicを「新たな壁」と表現しています。
当時の「ZETA DIVISION」ロスター
プレイヤー:
Laz
crow
Dep
SugarZ3ro
TENNN
コーチ:XQQ・JUNiOR
アナリスト:gya9
2023年シーズン終了を機に、crow選手はプレイングコーチに、TENNN選手・XQQコーチはストリーマーへと転身。現在は新たにhiroronn選手・Yuran選手を迎え、VCT Pacific 2024で戦っています。