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コナミデジタルエンタテインメントは、遊戯王OCG/TCGを最大限遊べるデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』に、5月9日から新パック「リヴァイブド・レギオン」を追加します。
本パックには紙環境でも使われるテーマ「ホルス」の新規カードや、既存テーマ「サラマングレイト」を強化する「転生炎獣レイジング・フェニックス」などが収録されています。
しかし、その中でも特に注目されているのが「S:Pリトルナイト」です。
◆環境活躍必至な「S:Pリトルナイト」の超強力効果!
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「S:Pリトルナイト」は、2023年7月に『遊戯王 OCG』で登場したリンク2モンスターです。
その強さを伺えるのが、2024年4月29日に行われた遊戯王大会「Yu-Gi-Oh! CHAMPIONSHIP SERIES JAPAN TOKYO 2024」。本大会は予選含め約8,000名が参加する大規模なものでしたが、そこで1位から3位のデッキ全てに「S:Pリトルナイト」が採用されていました。
ちなみに、1位から3位のデッキはそれぞれ異なるテーマデッキ。もはや「灰流うらら」「無限泡影」などと並ぶ汎用カードになっているのです。
では、その効果を公式サイトから引用してみましょう。
リンク2 闇属性・戦士族 攻撃力:1600 リンク召喚条件:効果モンスター2体
このカード名の「1」・「2」の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
「1」:このカードが融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材としてL召喚した場合、自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。このターン、自分のモンスターは直接攻撃できない。
「2」:相手の効果が発動した時、自分フィールドのモンスターを含むフィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスター2体をエンドフェイズまで除外する。
真っ先に言いたいのは、なんでリンク2モンスターが当然のように除外除去効果を持ってるんだ?という点ですね。リンク初期の「トロイメア・ケルベロス」が強かった時代から考えると、隔絶の感があります。
また、2つ目の効果は相手のモンスターを除外して妨害するだけでなく、自分の場のモンスターを除外して敵の除去を躱すということも可能です。ちなみに「フルール・ド・バロネス」を除外すれば、妨害効果がまた使えるようになります。
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ただ、1つ目の効果にはエクストラデッキのモンスターが必要です。効果を使うと自分のモンスターが直接攻撃できないデメリットがあり、思ったより使いづらいかもしれません。もし、敵のターンにエクストラデッキのモンスターを使用して召喚できれば話は変わりますが……。
◆「I:Pマスカレーナ」との組み合わせで恐ろしく厄介に!
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そして、この話を変えてくれるのが「I:Pマスカレーナ」です。
彼女を使って敵のターンにリンク召喚すれば、破壊もできねぇモンスターが2回の妨害を飛ばしてくるようになります。マスカレーナを経由するため実質リンク3のコストが必要ですが、この効果はリンク3でも十分強いため、ほとんど問題ではないでしょう。むしろ、これがリンク2で刷られている事実の方が問題だよ。
実装を聞いた人の反応を見ると「マスカレーナの真の相方来たな」「ついに参戦か」「OCGにグッと近づいた気がする」などなど、その性能に思い思いの感想を述べる人が見られました。
幅広いデッキに入るだろう能力と使いやすさを持つ「S:Pリトルナイト」。とりあえず、追加前にURのポイントだけは確保しておきたいですね。
(c)Konami Digital Entertainment