NetEase Gamesが配信を予定している対戦シューター『Marvel Rivals』ですが、アルファ版に参加したクリエイター向けの規約にネガティブレビューを禁止するという旨の記載があり、一時問題となりました。
ネガティブレビューを制限?
この話題は、ストリーマーのBrandon Larned氏が本作の規約に関して警告したことに端を発します。このポストでは規約内に記載された「中傷の禁止」という項目を指し、あまり読まずに参加しているクリエイターに対して警鐘を鳴らしています。
この規約では、コンテンツクリエイターがゲームの評判を損なうような発言や議論をしないということが記載。例としてゲームのキャラや機能、音楽などに中傷または風刺的なコメントをしないことや、競合他社との悪意ある比較、主観的な否定的レビューを提供することなどが禁止事項として挙げられています。
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この規約は金銭の発生するプロモーションを結ぶ場合での契約としては是非はともかくとしてありえるだろうものですが、今回の場合は単にアルファ版に参加するだけのコンテンツクリエイターも対象となっているのが問題視されている形です。
NetEaseが返答、取り下げに
これに対し、NetEaseのパブリッシング&マーケティングマネージャーであるHiStephanie氏は、X上でコメントを発表。不適切で誤解を招く表現があったことを認め、謝罪しました。
NetEaseのスタンスとしては、ゲームを改善するための提案と批評を絶対に受け入れるとのことで、本作をより良いものに仕上げていくとしています。規約の改定にも取り組んでおり、契約していないにもかかわらずBANされていたストリーマーもBAN解除となるなど改善が行われたようです。
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一悶着あった『Marvel Rivals』ですが、評判自体はおおむね良い模様。気になる方は、今後公開されると思われるコンテンツクリエイターやメディアのインプレッションをチェックしておきましょう。