マイクロソフトおよびActivisionは、シリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6』の発表イベントを開催し、新情報を一挙に公開しました。本記事では、そのまとめをお届けします。
発売時期やプラットフォームについて
『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』(以下、BOCW)から4年ぶりの『BO』となる本作は、10月25日に発売を迎えます。PCやPS5/Xbox Series X|Sはもちろん、引き続きPS4/Xbox One世代もサポートされます。また、シリーズとして初めてリリース初日からGame Passにも対応します。
開発はTreyarchとRaven Softwareが共同で行っており、キャンペーンモードの開発はRaven Softwareが主導しているとのこと。また、先日もお伝えしたように両社以外にもInfinity WardやSledgehammer Gamesをはじめとしたパートナーも開発サポートに加わっているということです。傑作を作るため相応の時間を費やしており、ゲームの全部分において洗練度と革新性が別次元に達しているといいます。
なお、既に日本国内でも各プラットフォームで「秘蔵版」と「スタンダード版」のそれぞれで予約受付がスタートしており、早期に予約すると今後開催されるオープンベータへの早期アクセス権が付与されます。
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¥9,800
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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キャンペーン
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Raven Softwareが開発を主導するキャンペーンモードはこれまでのシリーズと同様、史実をベースとした物語が描かれます。プレイヤーは米国政府の最高機関に潜入した「影の勢力」に協力せざるを得なくなり、自らが所属する組織との敵対を余儀なくされます。
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宮殿の襲撃やカジノでの強奪などシチュエーションは多様で、バイクで爆走するなどよりダイナミックなシーンも搭載。ドンパチ激しく攻めるのはもちろん、言葉で交渉したり、バレないようにステルスで挑んだりと、攻略法が多様な任務も用意されています。
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史上最大級のイラクの広大な砂漠マップでは、ダイナミックな環境変化を感じながらさまざまな攻略が楽しめるといいます。一方で敵のAIも複雑になっており、歯ごたえのある戦闘に仕上がっていそうです。
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プレイヤーの装備は、新たに導入されるものはもちろん、「RC-XD」や「ホーミングナイフ」など過去作の人気武器やガジェットも登場します。
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物語は90年代初頭が舞台となっており、ソ連崩壊や冷戦の終結、アメリカの超大国化や湾岸戦争など政治への不信感が高く募っていた時代を描きます。メインの物語は誰が敵で味方か、真実は何なのかといったハードなスパイスリラーが展開されるということです。
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時系列としては冷戦後であるものの、2025年が舞台の『ブラックオプス2』で描かれた1986年の回想シーンと繋がります。物語の中心には、ラウル・メネンデスに傷を負わされた退役軍人のフランク・ウッズがおり、本部や司令室で指示を出しています。
ウッズの弟子として、強い倫理観を持ったリーダー的存在のトロイ・マーシャルという新キャラクターが登場。CIAの指導責任者ジェーン・ハロウや、天才肌のエンジニアのフェリックス・ニューマン、謎多き暗殺者のセヴァティ・デュマなどのキャラと協力して任務をこなすことになります。
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また、過去作での敵が仲間になるという展開もシリーズファンには注目の要素でしょう。『BOCW』で登場したラッセル・アドラーが登場したことで、かつての敵と共闘する場面もあるようです。
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キャンペーンでは『BOCW』のようなハブとなるセーフハウスが用意されており、海岸に建つ元KGB秘密軍事施設を舞台に過去を探る楽しみが生まれています。また、エビデンスボードもアップデートが行われ、キャンペーンの概要や任務中に集めた証拠などを並べることができるということです。
操作やUI、ダメージシステムの改善
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本作におけるモーションについては、ゲーム全体で動作が再定義されています。「オムニムーブメント」と呼ばれる新動作システムでは全方向にダッシュすることが可能となり、スライドやダイブがスムーズにつながるアクションヒーローのような激しいアクションもできるようになりました。
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また、操作において「インテリジェントムーブメント」という機能も搭載。こちらはボタンを押す回数を低減できるというもので、乗り越えなどさまざまな動作をする際、簡単に操作できるようになります。設定はオプションから細かく調整可能で
ダッシュアシスト
乗り越えアシスト
しゃがみアシスト
の3項目のオンオフ設定できます。もちろん従来通りの操作設定にもできるので、プレイヤースキルや過去作の経験にあわせてプレイヤーごとに調整できるということです。
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攻撃命中時に反応する「ダメージゾーン」はこれまで頭、胴、左下半身、右下半身の4つのみでしたが、これを9つにまで分割。これによって、撃たれた際のアニメーションが細かく変化します。
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また、本作のHUDは無駄のない体験を実現しており、ニーズに合わせてスタイルが変更可能です。ストリーマーが環境に合わせたレイアウトを選べるようになったり、集中するため中央に情報を寄せたり、ほとんど何も表示しなかったりとプレイヤーの好みで細かく設定できます。
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本作ではレベル上げやXPの重要性を強化することを目標としており、クラシックなプレステージシステムが採用。10段階のプレステージでやりこみ具合をアピールし報酬を獲得できるほか、最高に達したあとは「Master」として追加の1,000レベルまで極めることができます。プレステージシステムは発売日より実装されます。
マルチプレイ
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マルチプレイの詳細は日本時間8月29日に開催される配信「Call of Duty: Next」で発表されますが、一部の情報がお披露目されました。情報解禁はもちろん、今秋にはオープンベータの開催も予定しています。
発売時よりサポートされているプレイスタイルはキルを好む「エンフォーサー」、諜報を得意とする「リーコン」、チームのために見を投げ出す「ストラテジスト」の3つです。武器や装備、ガジェットはこの3スタイルが前提となっています。また、旧作に存在した「シアターモード」も復活して、カッコいいプレイを記録できます。
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気になるマップは全部で16の新規マップが用意。コアとなる6v6が12個、6v6と2v2両方で楽しめるストライクマップが4個楽しめます。
ゾンビモード
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人気の高いゾンビモードは、ラウンド制が改良されて復活。ダークエーテルの物語を受け継ぎつつ、発売時点では人気の高い機能と新要素を織り交ぜた2つの新しいマップが用意されています。加えて、ゾンビモード専用の新登場・再登場機能も多数追加されているとのことです。こちらのモードの情報も、今年後半に詳しく伝えられます。
『Call of Duty: Black Ops 6』は、PC(Steam/Battle.net/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに10月25日発売予定です。また、発売初日よりXbox/PC Game Passにも対応します。
詳しい製品情報は公式サイトをご覧ください。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)