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外山圭一郎氏の新作ホラーACT『野狗子: Slitterhead』先行試遊レポート。人から人に乗り移り、凝固した血で敵を貫け

モブだって戦える

ゲーム プレイレポート
外山圭一郎氏の新作ホラーACT『野狗子:Slitterhead』先行試遊レポート。人から人に乗り移り、凝固した血で敵を貫け
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2024年6月22日、Bokeh Game Studioにて『野狗子: Slitterhead』のメディア向け先行試遊会が開かれました。本記事では、外山圭一郎氏の独立一発目となる新作ホラーアクションの試遊レポートをお届け。血と憑依を自在に操るそのバトルシステムを解説していくので、ぜひチェックしてください。

今回のビルドでは冒頭のチュートリアルシーンと、そこからしばらく進んだ中盤のシーンをプレイ。まずはオープニングですが……サイバーパンク・アジア風のゴミゴミした都市で生きる人々が映ります。透き通った女性ボーカルの、やや不穏な音色の歌が素敵でした。

路地を行く警察の男性が、ゴミ箱に捨てられた遺体を発見……なんと目玉がくり抜かれています。そこで『Slitterhead』のタイトルカット!

そして、プレイアブルパートに移ります。どうやら記憶を失った迷える魂が主人公のようです。まずは犬に憑依して周辺を探ります。続いて犬から人に移り、あたりを見て回ると、娼婦が突然化け物に変貌し、襲いかかってきました!

宿主が襲われて死亡してしまいますが、またしても別のものに憑依することで、魂は逃げ延びることができました。つまり、憑依すべき相手が近くにいなくなったら真のゲームオーバーということです。

憑依を上手く使って逃げ延びると、今度はバトルシーンに突入。バトル中はどんな人間も「凝血武器」という自分の血を塗り固めた武器を即興で作り出し、それで戦うようです。

危なくなってきたらその体を使い捨て、また新しい人間に乗り移り、戦いを継続する……というゲームシステムです。さっきまで頑張っていたモブが無惨に殺されている間に、後ろから殴り掛かるバトルシステムはなかなか他にはない絵面でした。

本作にもパリィに相当する「ディフレクト」という概念が存在しますが、これもユニークです。敵の攻撃を受ける際、画面に3Dのインジケータが出現し、タイミングよくその方向に右スティックを弾くことで、攻撃を無効化できます。何度もディフレクトをすると「ブラッドタイム」という一方的に攻撃出来る時間を貰えるので、積極的に狙っていきましょう。

続いて、化物から逃げ惑う少女を探すシーンに入ります。ここで少女がどこにいるか見つけるために、化物の視点を見ることができる「サイトジャック」が使えました。『SIREN』を思わせる要素で、思わずニヤリとしますね。

少女は化物に襲われてダウンしてしまいましたが、一か八かでその子に憑依してみると、なんと彼女は「稀少体」と呼ばれる人種であり、とんでもないパワーを発揮します!

今回は自分や周囲の人間を回復する「リバイブオール」という回復技や、衝撃波を発射する「ソニッククロー」を駆使し、化物を倒せました。

撃破後、少女は街が燃え上がり、凶悪な見た目の3体のモンスターが現れるビジョンを視ます。いったい、これは……というところでチュートリアルのビルドは終了。先が気になりますね~。

続いてプレイできたゲーム中盤の舞台は、「九龍迷窟」という九龍城を彷彿とさせるようなエリア。娼婦のAnitaと、バイカーの男Alexで魔窟へと入っていきます。

本作のキャラクターは最大で4つのスキルを備えられ、内2つがキャラクター固有の「アクティブスキル」で、もう2つが連れている稀少体によって変わる「パッシブスキル」です。Alexは敵を吸い寄せて動きを止める「ブラッドボール」と、強力なショットガンを叩き込む「ブラッディブラスト」を使用できます。これらのスキルは血を消費するうえに、クールタイムがあるので乱発はできません。

もちろん、九龍迷窟にはモブの一般人も住んでいるので、逃げ遅れた者同士で頑張って化物を倒すシーンもありました。

モブのスキルには、近くの敵を呼び寄せる「ウォークライ」と円形範囲に爆発を起こせる手榴弾「ブラッドクラッカー」がありました。これらのスキルに加えて毒手裏剣を投げる「ポイズンニードル」と、自分自身に時限爆弾を仕込む「タイムボム」という技がパッシブスキルでセットされており、技と憑依、ディフレクトなどを駆使して戦っていきます。割と忙しないゲームプレイとなり、歯応えのある戦闘が多い印象でした。昨今の3Dアクションゲームらしく「回避」や「パリィ」を主体としていますが、いかにテキパキと「憑依」するかも試されてきます。

また、ただ自キャラのHPだけ見ていればよいわけではなく、憑依できるモブが全滅しないように管理する必要がありました。九龍迷窟の頭目(オオコノハムシ野狗子)を倒し、中盤のビルドも終了。今回はすべて難易度「NORMAL」で遊びましたが、何度かゲームオーバーになる程度にはスリリングでした。

外山圭一郎氏の唯一無二な作風はそのままに、現代の3Dアクションゲームマニアも楽しめるような作りの『野狗子: Slitterhead』は、PC(Steam/Epic Games Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|Sを対象に2024年11月8日より発売予定です。


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