■“カワイイ”だけに縛られない!『勝利の女神:NIKKE』が提供する、新たな切り口と“癖”
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この高校に通うニケは、これまでアイン、ライ、ティア、ナガが実装されており、今回のアップデートでツバイも参戦。その結果、5人編成のパーティを学生5人で埋め尽くすことも可能になりました。
バーストスキルの兼ね合いやスキルのシナジーなどを考えると、難点が残る編成なので、実践で使う人は少ないかと思いますが、若いニケたちで集う編成は新鮮味を感じます。
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しかし、そうした注目点を上書きしてしまうほど、マルチャーナの「スクールデイズ」は存在感があり過ぎました。「若々しい装い+成人女性+恥じらい」の組み合わせに、新たな“癖”の扉を開いた指揮官もいたことでしょう。
一般的なソーシャルゲームでは、可愛いキャラクターでプレイヤーを惹きつけ、ガチャの目玉にする手法が恒例的です。そうした側面は『勝利の女神:NIKKE』も例外ではなく、学生勢ではティアやナガ、また可愛いバニー姿も披露したアリスなどが、1.5周年の人気投票ランキングで20位以内に食い込みました。
また、当時の精神性も相まって幼げな顔立ちだったモダニアは、第1回の人気投票でダントツ1位を獲得しており、可愛さはやはりソシャゲにおける重要な要素と言えるでしょう。
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ですが『勝利の女神:NIKKE』は、可愛いだけに頼り切らず、女性の美しさもこだわりをもって描きます。1.5周年人気投票で第1位を飾ったレッドフードは、快活で頼れる姉御肌。また、高順位の紅蓮は、酒と風情を愛する飄々さを見せる一方、姉との苦い決別の過去を背負っており、彼女も厚い支持を集めています。
その極めつけとも言えるのが、今回実装されたマルチャーナの新コスチュームです。現役の女性教師が、事情があるとはいえ学生服を着て、しかもサイズが少々合っていない……こうしたシチュエーションを好む層がいるのは確実ですが、コアな切り口なのも確か。できるだけ大きい母数を狙ってきたソシャゲの手法とは、大きく異なります。
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しかし、「スクールデイズ」のコアな切り口が大きな評判を呼んでおり、成果は十分あがっているように思われます。こうした独特の路線は、“カワイイ”が飽和しつつあるソシャゲ市場で生き残るための、一つの戦略なのかもしれません。
様々な施策でたびたび話題となり、ユーザーの関心を惹きつけ続ける『勝利の女神:NIKKE』。その“攻めの姿勢”が、今後も新たな盛り上がりを生み出すに違いありません。噂されている次回のコラボや、今年11月に迎えるサービス2周年も、注目必至の展開となることでしょう。
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