■「ゲオ」店舗では、PS5の中古に加え、DualSenseの新品も
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系列の違う店舗の状況も確認すべく、映画や映像作品、漫画のレンタルなども行っている「ゲオ」の実店舗にも足を運んでみました。さきほどの「古本市場」と距離的にさほど離れておらず、ほぼ同一の地域にある店舗です。
こちらも、新品のPS5本体は品切れ。価格改定による駆け込み需要は、都内のみならず関東圏にも広がっている模様です。ただし、新品以外となると話は変わり、こちらでも中古のPS5本体の販売を確認しました。
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まず、型番CFI-2000の中古品(ディスクドライブ版)が、65,978円で販売されています。さらに、CFI-1200のディスクドライブ版の在庫もあり、基本価格が54,428円~54,978円、そこから不足品の状態に応じてさらに値引きされています。
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また、DualSenseの販売状況には大きな違いがありました。今回調べた「ゲオ」の店舗では、カラーリングは限られていますが、わずかながら新品のDualSenseが残っています。店頭で確認できたのは、「コズミックレッド」「ノヴァピンク」「ギャラティックパープル」「スターライトブルー」の新品で、価格はいずれも9,878円です。
さらに、DualSenseの中古品も在庫がありました。中古価格は6,578円~7,678円なので、改定後の価格を考えると、状態さえ良ければ今のうちに買っておくのも十分アリでしょう。
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今回紹介したネット通販や、「古本市場」と「ゲオ」の状況は、あくまで一例です。在庫や状態の違いは店舗ごとに異なるため、確実にこの値段で購入できるわけではありません。とはいえ、全ての店舗で品切れており、絶対に購入できないという状況までは及んでいない模様です。
しかし、この現状がいつまで続くかは分かりません。9月2日の価格改定を迎えた後は、中古の相場も自ずと上がっていくでしょう。すぐに切り替わるのか、徐々に推移していくのか。いずれにせよ、今現在よりも手が出しにくい状況になるものと思われます。
割安な中古品を買えるうちに購入するか。価格改定で値上がりしても、信頼できる新品を手に入れるか。また、噂されているPS5 PROの登場を待つか。どの道を選ぶにせよ、今一度スタンスを考えて直すタイミングかもしれません。
※価格表記はいずれも税込みです。