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ポケカが、より身近に感じられる!アプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』先行体験会レポ

『ポケカ』をアプリで楽しめる!『ポケポケ』を先行プレイ。

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ポケカが、より身近に感じられる!アプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』先行体験会レポ
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新作スマートフォン向けアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(以下、『ポケポケ』)』は、2024年10月30日(水)に配信を予定している、「ポケモンカードゲーム(以下、ポケカ)」がより手軽に楽しめるゲームです。ポケカをコレクションして、ゲーム内のコレクションボードに飾って誰かに共有したり、デッキを構築して対戦したりと、デジタルゲームならではの遊びと演出を取り入れていることが特徴です。

インサイドはそんな同作のメディア向け先行試遊会に参加!リリースを控えている『ポケポケ』に触れることができました。本稿ではそこで得られた所感についてお伝えします。

◆「ポケカ」をもっと身近な存在に。スマートフォンならではの表現にも技アリ

「ポケカ」は、株式会社ポケモンが発売するトレーディングカードゲームで、同社のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズの世界観がベースになっています。

戦略性が高く、「ポケモンワールドチャンピオンシップス(ポケモンWCS)」という世界大会も開かれています。今年はハワイ・ホノルルで開催され、日本語でのライブ配信も行われました。イラストも魅力的であり、カードを集めるコレクション性の高さも、人気を集めている理由のひとつです。

今回体験した『ポケポケ』は、特に“コレクション”をテーマにしており、スマートフォンという身近なデバイスを通して、「ポケカ」の魅力を身近に感じられるようなアプリとなっています。

ゲームでは、幾つかあるカードパックの中からどれか1つを選び、実際に自分自身で封を切っていくといった、妙にリアリティのある体験ができます。

筆者も幼少期のころ、ポケモンカードゲームのパック開封に心ときめかせた思い出がありますが、よもやこんな形で再会するとは思いませんでした。封を切り取り束ねられたカードを1枚ずつめくっていく、ワクワク感とドキドキ感をゲームでも楽しめます

レアリティの高いカードイラストにはエフェクトがあり、カードを傾けると、3Dの立体感を感じられました。これが、デジタルゲームである『ポケポケ』ならではの表現なのでしょう。現実のカードにはない別の良さがあって、確かに収集意欲がそそられます。

パックは1日2回まで開封ができ、ゲーム内通貨の「ポケゴールド」や、ゲーム内で獲得できるアイテムを消費すれば10パック連続で開封もできます。また、アプリゲームならではの集めかたとして、「ゲットチャレンジ」というシステムが存在。これは、世界中のプレイヤーの“誰か”が開けた拡張パックの内容を再現し、その中から同じカードを1枚ランダムで入手できる遊びです。

面白いのは、異なる言語で遊んでいるプレイヤーの拡張パックを選ぶと、そのまま異なる言語のカードが手に入るようになっていること。同じカードであっても、他国のカードを集める楽しみ方と言えます。

入手したカードは、カードを獲得した拡張パックごとに眺められる「図鑑」、お気に入りの1枚をボードにディスプレイする「コレクションボード」、集めたカードをファイリングする「コレクションファイル」と、それぞれ違ったコレクション方法で楽しめます。

SNSでスクリーンショットを投稿し、自分のコレクションや収集の進捗を報告し合う、ソーシャルな遊び方が面白そうです。

◆「ポケカ」初心者も楽しめる対戦!オートバトル機能やスマホアプリに最適化されたルールで誰でも奥深く

『ポケポケ』では、集めたカードで自分だけのデッキを構築し、実際にバトルで使用することが可能です。CPU戦はもちろんのこと、プレイヤー同士で競い合うリアルタイムなオンライン対戦も遊べます

バトルについては、スマートフォンで快適に遊ぶため、ルールは『ポケポケ』向けに変更されていました。デッキは20枚で構成され、3ポイント先取制を採用。そして、ベンチに置けるポケモンの数は3匹となり、エネルギーゾーンが登場しました。

基本的なルールは、手札からポケモンを出し、エネルギーを付けてポケモンの「ワザ」で相手のポケモンを攻撃します。カードに記載されているHPをゼロまで減らせば「きぜつ」させられ、1ポイント勝利に近づくというものです。なお、強力なポケモンexを倒すことができれば、2ポイントが獲得できます。

カードゲームとしてはとてもマイルドで、また『ポケポケ』用にルール変更がなされているため、誰でも取っ付きやすく遊べます。体験会では約20年ぶりに「ポケモンカードゲーム」をプレイしたことになるのですが、特に難しく考えることもなくバトルを楽しめました。バトル中にカードから発せられるカットインや、攻撃エフェクトも視覚的に楽しいです。

ゲーム中、戦略的に悩んでしまった場合にはオートバトル機能を使うのも便利でしょう。プレイヤーに代わって、自動的に戦略を展開してくれるので、バトルが優勢になった時点でオートバトルを切り、美味しいところだけを持っていく......なんてこともできちゃいます。試遊会ではその結果、負けた試合もありますが。このオートバトルはスキマ時間のちょっとしたゲームプレイにも活用できるので、スマートフォンゲームらしい良さだと感じられました

しかし、中にはそもそもバトルのためのデッキ構築が苦手な人もいるかもしれません。そんな人でもサクッとデッキを作れる「おまかせ編成」や、恒久的な回数制限はあれど、構築済みのデッキを使える「レンタルデッキ」も用意されていました。レンタルデッキは、デッキのメインカードをゲットすることで、デッキミッションから獲得できます。

試遊会でのプレイは、かなり限られた中で行われましたが、その短い時間の中でさえ、「ポケモンカードゲーム」が持つ戦略性と奥深さ、コレクションする楽しみなどは、十分に伝わってきました。

この際だから白状しますと、筆者は『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター Y』以降、シリーズに対して消極的になり、ゲームに触れることさえ中々ありませんでした。しかし、この試遊会で改めてポケモンのゲームなどに触れてみて、『ポケポケ』からまた『ポケットモンスター』シリーズの世界に飛び込んでみようと思えたのです。それは、筆者の中でポケカとポケモンがより身近に感じられたからかもしれません。

現在『ポケポケ』は、App Store&Googe Playにて事前登録を受付中です。ポケモンが好きなファンも、シリーズからいっとき離れてしまった方も、本作を通して『ポケットモンスター』が持つ、その魅力を再発見してもらえたらと思います。気になる方はぜひ、事前登録をしてサービス開始を待ちましょう。

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ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

※画面は開発中のものです。

《そりす》

ライター そりす

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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