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秋田県を拠点に活動するシニアeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」が、秋田県警察と異色のコラボを実施。サイバー犯罪に対する予防を呼びかける広告に、マタギスナイパーズのメンバーが登場しています。
◆サイバー犯罪をサイバーマタギたちが抑止
2021年9月21日発足した「マタギスナイパーズ」は、「孫にも一目置かれる存在」をスローガンにプロプレイヤーを目指して活動するシニアeスポーツチームです。シニアというだけあって高い年齢層が特徴で、加入条件は65歳以上(60~64歳は“ジュニア選手”という枠組み)です。
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同チームはタクティカルシューター『VALORANT』をプレイする普段の配信のほか、地元・秋田での高齢者向けイベントや東京ゲームショウ、eスポーツイベントへの出演など、オンライン・オフラインの両方で精力的に活動しています。日本では珍しい高齢者にフォーカスしたeスポーツチームであり、過去にもSNSに投稿されたFPSゲーム『VALORANT』のプレイ映像が、「高齢者がプレイしているとは思えない」ほど上手いと話題を集めました。
今回のコラボレーションでは、SNSを用いたサイバー犯罪に対する啓発デジタルサイネージにマタギスナイパーズのプレイヤーが登場。秋田市や大仙市の3カ所で放送されているとのことです。
「孫にも一目置かれる存在」から同年代にも啓発をしていくマタギスナイパーズ。今後の活躍に期待が高まります。