コナミデジタルエンタテインメントは、カードゲーム『遊戯王OCG』にて、2024年10月1日に改訂される「リミットレギュレーション」を公開しました。
デッキに入れられるカードの枚数について定めたルール「リミットレギュレーション」。これでキーカードが使用禁止・もしくは枚数制限を受け、環境トップにいたデッキが大幅に弱体化。使用率が一気に下がるなんてのはよくある話。気になる改訂内容は下記の通りです。
◆10月1日適用のリミットレギュレーション
■新禁止カード(デッキに入れられないカード)
永遠の淑女 ベアトリーチェ【制限⇒禁止】
■新制限カード(デッキに1枚まで入れられるカード)
十二獣ドランシア【禁止⇒制限】
真竜剣皇マスターP【禁止⇒制限】
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ【禁止⇒制限】
強奪【禁止⇒制限】
黒魔女ディアベルスター【新規・制限】
蛇眼の炎燐【新規・制限】
天盃龍チュンドラ【新規・制限】
ファントム・オブ・ユベル【新規・制限】
魔を刻むデモンスミス【新規・制限】
刻まれし魔の詠聖【新規・制限】
篝火【準制限⇒制限】
■新準制限カード(デッキに2枚まで入れられるカード)
イーバ【制限⇒準制限】
SRベイゴマックス【制限⇒準制限】
ダイナレスラー・パンクラトプス【制限⇒準制限】
M.X-セイバー インヴォーカー【制限⇒準制限】
竜剣士ラスターP【制限⇒準制限】
封印の黄金櫃【制限⇒準制限】
フュージョン・デステニー【制限⇒準制限】
烙印開幕【制限⇒準制限】
増殖するG【新規・準制限】
ナイトメア・スローン【新規・準制限】
御前試合【新規・準制限】
■制限解除カード
焔征竜-ブラスター【準制限⇒解除】
巌征竜-レドックス【準制限⇒解除】
瀑征竜-タイダル【準制限⇒解除】
嵐征竜-テンペスト【準制限⇒解除】
Emヒグルミ【制限⇒解除】
SPYRAL-ジーニアス【準制限⇒解除】
天霆號アーゼウス【制限⇒解除】
マジェスペクター・ユニコーン【制限⇒解除】
サンダー・ボルト【準制限⇒解除】
ピュアリィ・マイフレンド【準制限⇒解除】
ライトニング・ストーム【準制限⇒解除】
◆「ドラグーン・オブ・レッドアイズ」が帰ってきた!
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新たなリミットレギュレーションでは、「永遠の淑女 ベアトリーチェ」が禁止入り。新規テーマ「デモンスミス」の登場以降、さまざまなデッキで活躍しており、プレイヤー間でも禁止入りは間違いないと予想されていた1枚です。
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また、現代遊戯王の必須カード「増殖するG」が準制限入り。手札から墓地に送ることで発動でき、「相手が特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする」という効果で相手の特殊召喚を牽制してきた1枚。多くのデッキで3枚採用されてきましたが、2枚制限がどのような影響をもたらすのか注目です。
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一方の制限緩和では、当時の環境で大暴れした「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」が制限に復帰。相棒の「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」はまだ禁止のため使えませんが、禁止中に登場した新カードたちとのまだ見ぬコンボに期待です。
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この他にも「十二獣ドランシア」「真竜剣皇マスターP」「強奪」といった禁止カードたちが制限に復帰。今回の改訂を受け、環境はどのように変化していくのか。適用される10月1日以降が今から楽しみです。
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