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任天堂は、ニンテンドースイッチ向けソフト『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』の開発者らによる対談コンテンツ「開発者に訊きました」チャプター1、2を公開しました。
◆“わんぱく感”がキーワード!新作『ゼルダ』でも自由な攻略法で楽しめる
本作は、2024年9月26日発売の『ゼルダの伝説』シリーズ最新作。リンクが行方不明になった世界で残された「ゼルダ姫」が主人公となり、民やリンクを救うために冒険へと旅立ちます。ゼルダ姫は、特殊な「カリモノ」の力でハイラルを冒険していきます。
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今回、発売前に公開された「開発者に訊きました」では、シリーズプロデューサーの青沼英二氏、シリーズ初の女性ディレクターとなる佐野友美氏、2019年9月発売『ゼルダの伝説 夢をみる島』を開発したグレッゾの寺田智史氏にインタビュー。『夢をみる島』から続く開発方法やトップビュー&サイドビューの融合、カリモノの誕生秘話などについて語られています。
なかでも興味深いのは、カリモノを用いた謎の解き方のバリエーションについて。先日公開されたよゐこさんと中村悠一さんによるプレイ動画でもみられましたが、本作では同じ場面でもプレイヤーによって攻略法が大きく異なる、自由な攻略法を楽しめます。
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対談内で佐野氏は、「裏技のようなチートレベルの活用法をみつけられるのがこのゲームの面白さ」とも評しており、『ブレス オブ ザ ワイルド』の「ミャマ・ガナの祠」が例にあげられています。
この祠はリンクが遠隔でボールを動かし、ピンボールのようにゴールまで運んでいくというものですが、盤面をひっくり返すと平面な板になるため楽に攻略できるという裏技がありました。
この単純でありながらなかなか気付けない攻略法はSNSを中心に大きく拡散されたこともあり、今回も「ゼルダの自由度の話題でミャマ・ガナの祠挙がるの草。影響力の大きさを感じる」「名指しで精神が受け継がれてるの嬉しい」といった声が寄せられています。
また開発現場では破天荒な攻略法も受け入れ、自由度の高い本作のキーワードとして“わんぱく感”があったとのこと。青沼氏は『ティアーズ オブ ザ キングダム』の際にも話題になった思わぬ攻略法での謎解きが「『わんぱく感』に通じるところなのかな」と発言しています。
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「開発者に訊きました : ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は現在、チャプター1、2が任天堂公式サイトにて公開中。チャプター3は、本日9月24日(火)22時に公開予定です。
各プレイヤーが自由な謎解きで進められる『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』は2024年9月26日(木)発売。価格は、パッケージ版が7,678円(税込)、ダウンロード版が7,600円(税込)です。詳細は、公式サイトをご確認ください。
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