『東方Project』の原作者・ZUN氏が10月8日、X(旧Twitter)アカウントの復活を報告しました。
◆乗っ取り被害にあったZUN氏のXアカウント、無事復活へ
ZUN氏のXアカウントを巡っては、9月24日に乗っ取り被害が発生し、誤情報や危険性のあるリンクが投稿されるなどの事態が起きていました。乗っ取られたアカウントはX社に凍結依頼を出していたものの、無事に復活できる形となったようです。
復活報告でZUN氏は、「Xアカウントが手元に戻って来ました!本当に本当に数多くの方のご協力をいただき、誠に有難うございました」とコメント。また、「乗っ取られた経緯はまだよく判っていないところも在りますが、記録のつもりで経緯を残しておきます」とし、下記のように説明しています。
■ZUN氏による経緯の説明
まず、X公式からロシア語でメールアドレスを変更した、というメールが届きました。恐らく、何らかの方法で言語設定を変えられたのだと思います。この段階で全く気付いていなくて、次にログインするときに当然二段階認証(パスキー)を求められます。しかし、二段階認証が何故か失敗してしまい、3回ほどパスキーが失敗した後、通常と異なるログインが~、というメッセージが出てメールアドレスを求められて、全くログイン出来なくなってしまいました。この時初めてロシア語のメールアドレス変更のメールに気づきました。その直後に偽の投稿があり、乗っ取られたことが判明しました。
その後、PC、スマホのセキュリティを全ての見直して設定し直しました。ただ、二段階認証をどうやってすり抜けたのかは不明のままで、まだ若干の不安を残したままです。また不審な動きがあったり、狙われたりしたら報告します(ない事を祈りつつ)。
◆告知以外のつぶやきはBlueskyがメインに
乗っ取り被害を受けてZUN氏は新たなXアカウントを作成していましたが、今後は新しい方ではなく復活したアカウントを使用していくとのことです。
また、本被害中にBlueskyのアカウントも作成しており、Blueskyの晴れ晴れとした感じが余りにも心地良いとの理由から、告知以外のつぶやきは今後Blueskyをメインにやっていくともしています。詳細は東方Projectよもやまニュースをご確認ください。