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10月4日に発売されたVR映画『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』を巡り、登場するモビルスーツに施された「アージェント・キール仕様」がファンの間で話題となっています。
◆ザクIIもギラ・ドーガ並みの性能に…!驚きの「アージェント・キール仕様」とは
アージェント・キール仕様とは、宇宙世紀0096年(「ユニコーンガンダム」の時代)において、連邦でもジオンでもない非公式の傭兵組織「アージェント・キール」が所有するモビルスーツに施された近代化改修のこと。
この改修により、ザクIIはネオ・ジオンのギラ・ドーガに匹敵する性能を誇り、ジムは同時代の連邦量産機であるジェガンと遜色ない性能レベルまで高められています。なお、外見はアージェント・キールの象徴である銀色の塗装が施されているのみで、形状に大きな変化はありません。
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本作の世界では、どちらも誕生から約17年経っている明確な型落ち機体。しかし、外見はあまり変わらず、内部の定期的な近代化改修で現行機並みの性能まで上げているという設定には、さすがにファンからも「無理がありすぎる」「ちょっと無茶苦茶すぎる」と賛否が分かれていました。
◆SNS上で「アージェント・キール大喜利」が流行
そんな中、SNS上でアージェント・キール仕様を大喜利化する動きが流行を見せています。「外見は変わらず、内部の近代化改修のみで現行機に匹敵する性能を得る」という便利すぎる設定から、さまざまな機体名の後に(アージェント・キール仕様)を付け、最新鋭機にも引けを取らないと言い張るというもの。
例えば「ガンタンク(アージェント・キール仕様)。旧式だが近代化改修により、性能はジェガンやギラ・ドーガに匹敵する」といった感じ。
逆に「ユニコーンガンダム(アージェント・キール仕様)。外見に差異はないが、徹底した近代化改修により性能はジェガンやギラ・ドーガに匹敵する」といった、なぜか弱体化するパターンも投稿され笑いを誘っています。
また、大喜利のお題はモビルスーツにとどまらず、「プレイステーション2(アージェント・キール仕様)。近代化改修によりPS4に匹敵する性能を持つ」や「姫路城(アージェント・キール仕様)。近代化改修により核シェルターと遜色ない防御力まで高められている」など、さまざまな分野に派生し広がりを見せています。
『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』は、Meta Quest向けに販売中。価格は2,800円(税込)です。詳細は公式サイトをご確認ください。
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