
機械生命体「ラプチャー」に奪われた地上を奪還すべく、人類が生み出した少女型ヒューマノイド「ニケ」を率いる指揮官となり、彼女たちと共に過酷な戦いを駆け抜けていく『勝利の女神:NIKKE』。
2022年11月4日に正式サービスを迎えた本作は、手応え満点のシューティングゲーム性や、感情を揺さぶる怒涛の物語など、様々な魅力でユーザーの心を捉え、定番の人気アプリとしての地位を確立しました。
その勢いと熱気は留まるところを知らず、2024年10月31日には、間近に迫った2周年を記念する特別なイベントや数々のアップデートを行い、待望の新たなニケも続々と実装されます。
この記念すべき節目に合わせ、『勝利の女神:NIKKE』の運営プロデューサーを務めるリード・ルー氏をお招きし、これまでの歩みと2周年イベントに関するこぼれ話などを伺いました。ゲーム内の2周年イベントを楽しみながら、こちらも併せてご覧ください。
■反響の大きかったニケやコンテンツは? 『勝利の女神:NIKKE』のこれまでを語る
──もうじき2周年という節目を迎えますが、『勝利の女神:NIKKE』にとって正式サービスから今日までどのような2年間でしたか?

リード・ルー氏:『勝利の女神:NIKKE』の成長を見守った2年間、とも言えますね。ユーザーからのフィードバックをもとに、新しいアイディアなどを盛り込んだ要素をゲームに落とし込み、新コンテンツとして導入し続けてきました。
──確かに、これまで様々なコンテンツが実装されてきました。まさしく『勝利の女神:NIKKE』の成長を感じる2年間でしたね。
リード氏:またパブリッシングチームとしては、(開発の)SHIFT UPさんが思いを込めて作ったゲームの面白さを最大限ユーザーさんに伝えることを使命と考え、実行してきました。

──開発とパブリッシングの2人3脚あってこその『勝利の女神:NIKKE』ですね。サービス前から2周年を迎える道のりの間に、特に印象深かった出来事などはありますか?
リード氏:特に印象深いのは、1年目における『勝利の女神:NIKKE』の性能面についてですね。アプリの安定性や、どのようなゲームとして運用していきたいのか、様々な問題と向き合いながら調整を重ね、よりよいものにするべくチャレンジし続けてきました。
──1年目は、いわば試行錯誤の年でしたか?
リード氏:確かに1年目は、試行錯誤とも言える段階でしたね。2年目に入ると、経験を積み重ねて様々なルールが決まっていった中、次はいかにユーザーの変化に合わせ、そのニーズにどう応えるかが課題になりました。
プロモーション活動やプラットフォームの展開などを通じて、より多くの人に『勝利の女神:NIKKE』をプレイしてもらおうと、今も挑戦の日々です。
──先ほども仰られたように、この2年間で様々なコンテンツが実装されましたし、イベントの開催や新ニケも登場しました。その中で、特に反響が大きかったものを教えてください。

リード氏:ユーザーさんに好かれたキャラクターですが、今年だと特に「クラウン」の反響が大きかったですね。
──クラウンはギャップもあり、イベントストーリーでは大きな見せ場があり、またバトルでも優秀と、魅力の方向性も多彩でした。やはりピルグリムは、人気の面でも強い印象を受けますね。
リード氏:ピルグリム以外でも話題になったニケが多く、今年は「エレグ」や「D:キラーワイフ」が高い人気を集めましたね。こちらの予想を上回るほどの勢いでした。あとは、コスチュームだと「マルチャーナ」の「スクールデイズ」が特に注目され、こちらも予想外でした。

──「エレグ」は、いわば正統派の美少女ではありませんが、見た目も性格も彼女らしい魅力が積み上げられており、その唯一性に光るものがありましたね。また「マルチャーナ」の「スクールデイズ」は、ギャップがとにかく素晴らしく、待ち望んでいたユーザーさんも多かったと思います。
リード氏:ユーザーさんの応援は、本当にありがたいばかりです。続いてイベント関連では、『デイヴ・ザ・ダイバー』とコラボレーションした「AEGIS THE DIVER」が、特に良い評判をいただけましたね。
──『勝利の女神:NIKKE』をプレイして驚かされた点のひとつが、いわゆるガチャで手に入る最高レア(SSR)の入手確率の高さでした(SSR全体で4%、そのうちピックアップ2%、ピルグリム1%)。この確率に設定した狙いや意図をお聞かせください。

リード氏:『勝利の女神:NIKKE』はキャラクターの人数が多いですし、今後も頻繁に新たなニケを実装していきたいと思っています。そして、ユーザーの皆さんにできるだけ多くのニケを手に入れて欲しいので、この確率にさせていただきました。
ゴールドマイレージというシステムも、ユーザーさんが欲しいニケを手に入れられるように用意した仕組みです。
──ガチャを跨いで使えるゴールドマイレージには、本当に救われています。自分も、最初の「モダニア」ピックアップでは100連しても出ず、ゴールドマイレージに助けていただきました。