『ドラゴンクエスト』シリーズの定番モンスター「スライム」といえば、ほんわかした表情が印象的。先日発売されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…（以下、ドラクエ3）』にも多くのスライム種族が現れては、プレイヤーを和ませて（？）います。しかし、そんなスライムたちにも悩みがあることをご存知でしょうか？
◆愛するものと抱き合えない「バブルスライム」、実は泳ぐのが苦手な「しびれくらげ」たち…
HD-2D版『ドラクエ3』では、メニュー画面の「さくせん」→「せんれき」→「討伐モンスターリスト」から、討伐したモンスターたちの「まめちしき」を見ることができます。例えばスライムは、「丸っこいユーモラスな姿から万人の支持を受けているメジャーアイドルの魔物。見てるとどこかホッとする」といった感じです。
しかし、これがバブルスライムになると「全身毒まみれの身体のため、愛するものと抱き合うこともできないという、深い悲しみを背負って生きるスライム」と重い話に早変わり。過去作でも、毒のせいで友達が少ないと嘆くバブルスライムがいたのを思い出します。
また、ホイミスライムであれば「ホイミの呪文へのこだわりはすでに職人の域に入っており、できればほかの呪文などは使わずに済ませたいらしい」と、ホイミに対する並々ならぬこだわりから、ほかの呪文の使用をためらっているのが分かります。
しびれくらげに至っては、海上モンスターなのに「じつは泳ぐのが苦手」という悩みも。それでいて海上で暮らしているのですから、ストレスが大変そう。夏の終わりには、海岸沿いが乗り上げたしびれくらげで溢れかえることもあるといいます。
ほんわかした表情の裏に人知れぬ悩みを持っているスライムたち。他のモンスターも意外な生態が分かるかもしれないので、この機会に「討伐モンスターリスト」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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