
eスポーツを活用したメタバース教育スタートアップのゲシピは、日本ベンチャーキャピタルをリードインベスターとして、シリーズB 1stラウンドの資金調達を実施したことを発表しました。既存投資家のXTech Ventures、Stocked Capitalに加え、新規投資家のPower Angelsおよび個人投資家が引受先となっています。これにより、同社の累計調達額は5億円を超えました。
ゲシピが提供する「eスポーツ英会話」は、ゲームを通じて学ぶオンライン英語コミュニケーションレッスンです。2020年のサービス開始以来、急速に会員数を増やし、受講実績20万回を超えるサービスへと成長。継続率は96%を超え、累計顧客レビュー数も12,000件を突破しています。


今回調達した資金は、eスポーツ英会話事業のさらなる拡大と、メタバースを活用した新たな教育価値の創出に充てられます。具体的には、オプションレッスンを含む新規商品の開発や、レッスンの質向上を目指したAI開発、さらにはeスポーツ英会話以外の新たなメタバース教育プログラムの開発も推進していく予定とのことです。

ゲシピ代表取締役CEOの真鍋拓也氏は、「プログラムの質や効果を高く評価いただき、さらなる事業成長を信じていただきましたこと、心より感謝申し上げます。今回の資金をもとに事業をグロースさせるとともに、新たなメタバース教育プログラムの開発も推進し、メタバース教育をより広く多くの方に使っていただき、パンデミックや戦争が起ころうとも学びが止まってしまうことのない世界を実現してまいります」とコメントしています。
ゲシピは今後、さらなる事業拡大のため積極的な採用も行っていく方針です。