配信プラットフォーム「Twitch」が、2024年に関するデータ「Recap」を公開。アクティブなストリーマーの数や配信時間、活躍したストリーマー、多く使用された配信タグなどの情報が明らかになっています。また、活躍したストリーマーとして日本の「番田長助」さんもピックアップされています。
◆2013年発売の『GTAV』が10年経っても人気
公開されたデータによると、アクティブなストリーマーは2,144万人超、新規ストリーマーは951万人、配信時間は約8億8,000万時間、視聴時間は203.5億時間にのぼりました。
配信カテゴリでは『グランド・セフト・オートV』が全世界トップで、14.61億時間の視聴を記録。日本でも「ストグラ(ストリートグラフィティロールプレイ)」が人気を博しますが、海外でも同様に人気ストリーマーがロールプレイサーバーなどをプレイしています。また、アジア対象地域では『VALORANT』が3億時間の視聴を集めました。8月に韓国で行われた国際大会「VALORANT Champions 2024」が要因とみられます。
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配信タグでは、「Chill」が最も多く使用されました。ASMRやリラックスする配信のほか、『Stardew Valley』などほのぼの系ゲームの視聴時間が拡大したとか。
またTwitchで起きたトピックとしては、VTuberの「Ironmouse(アイアンマウス)」さんが32万件Twitchサブスクを集めたことが上げられていました。またVTuberなどが使用する「VTubing」のタグは1,100万回使用されたとのこと。
そして「今年活躍したストリーマー」として、日本の「番田長助」さんもピックアップされています。番田長助さんは主に前述のストグラをプレイ。ゲーム内のギャング「MOZU」のリーダー「ヴァン ダーマー」として人気を集め、視聴時間数が134%増加しました。
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このほかRecapでは、今年話題になったストリーマーやジャンルごとの人気ゲーム、ドラマなどが明らかになっています。